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韓経:韓国、今年マイナス成長か…「-12.2%」も登場

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
外国系金融機関が新型コロナウイルス感染拡大の衝撃を反映し、今年の韓国の経済成長率予測値を次々とマイナスに下方修正している。1-3月期の成長率が-1.4%に落ちた状況であり、今年1年間の成長率もマイナスとなる可能性がさらに高まったという分析が多い。韓国経済が過去にマイナス成長率となったのは第2次オイルショックがあった1980年(-1.6%)と通貨危機当時の1998年(-5.1%)の2回だけ。

格付け会社フィッチは23日、韓国の成長率予測値を-1.2%に引き下げた。2日の予測値(-0.2%)から20日間で1%下方修正したのだ。新型コロナの衝撃で韓国をはじめとする世界各国の実物経済が萎縮するという分析のためだ。

国際通貨基金(IMF)も14日、韓国の今年の成長率予測値を2.2%からー1.2%に引き下げた。新型コロナで消費心理が萎縮したうえ、各国の移動制限の影響で輸出が減少する可能性が高いからだ。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)も最近、韓国の成長率予測値を-0.6%からー1.5%に下方修正した。日本系投資銀行の野村証券は韓国成長率が最悪-12.2%もあり得ると警告した。国内研究機関の中では韓国経済研究院が今年の成長率を-2.3%と予想している。


しかし韓国銀行(韓銀)はまだ前向きな見方を維持している。今年下半期に消費と輸出が反騰し、年間成長率が「プラス」になると予想している。韓銀は2月に2.1%としていた今年の成長率予測値を来月の経済見通し発表で0%台に引き下げると予想される。韓銀は年に4回(2・5・8・11月)経済見通しを発表する。

韓銀の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は9日の金融通貨委員会後の懇談会で「新型コロナ拡大が4-6月期に弱まり、7-9月期からは経済活動が改善するという前提で今年のプラス成長を予想する」と述べた。

韓銀のパク・ヤンス経済統計局長は「昨年10-12月期の成長率(前期比1.3%)が異例に高かったことを考慮すると、今年の韓国経済がプラス成長率を達成するには4-6月期から10-12月期まで毎期の成長率が0.03%とならなければいけない」とし「4-6月期から毎期0.6-0.7%ずつ成長すれば、今年の成長率は1%台となる」と説明した。



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