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韓経:中国で韓国化粧品の人気衰えるのか…メーキャップ、急成長部門「トップ10」に韓国2社のみ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
昨年、中国で最も人気を呼んだ化粧品ブランドは百雀羚(PECHOIN、基礎化粧品)とメイベリンニューヨーク(メーキャップ化粧品)であることが分かった。韓国ブランドはイニスフリー(innisfree)とミシャ(MISSHA)が色調化粧品部門10位入り、JMソリューションと后(The History of Whoo)が急成長ブランドランキング10位に入った。だが、一時、中国市場を席巻していた「Kビューティー」の人気が中国、またはグローバルブランドに移っているという分析が出ている。

グローバル市場調査専門機関カンターワールドパネルは昨年、中国化粧品市場規模が基礎化粧品は2017年より13%成長し、メーキャップは17%大きくなったと明らかにした。これは一般消費財(FMGC)市場の成長率より高い数値だ。化粧品に対する中国消費者の関心が急激に高まっていることを見せているとカンターワールドパネルは強調した。

急成長を遂げているメーキャップ市場ではイニスフリーが8位、ミシャが10位にのぼった。メーキャップ部門では1位のメイベリンニューヨーク(ロレアルグループ)を含むディオール(Dior)、マック(M・A・C)、イヴ・サンローラン・ボーテ、ロレアルパリなどグローバルブランドが5社で最も多かった。Carslan、Marie Dalgarなど中国ブランドは2つで、タイのブランドであるミスティーン(Mistine)が5位にのぼった。


基礎化粧品部門1位である百雀羚は昨年1年間の購入回数が1000万回を超えた。基礎化粧品10位内にはロレアルパリ、ダバオ、ニベア、オレイなどグローバルブランドが4つ入り、百雀羚、カンス(KANS)、ワンリーフ(One-Leaf)、自然堂(CHANDO)など中国現地ブランド6社が入った。韓国ブランドはなかった。

カンターワールドパネルはロレアルパリのアンプル・マスク、メイベリンニューヨークのレモネードクレイズアイシャドウなど革新的製品が中国人の間で人気が高かったと分析した。また百雀羚のように絶えず製品をアップグレードして発売する現地ブランドが急速に成長したと分析した。

カンターワールドパネルは昨年、中国で急成長したブランドの順位も公開した。マスクパックを作るJMソリューションは基礎部門1位にのぼった。JMソリューションは中国で急成長し、売り上げが2017年878億ウォンから昨年5300億ウォン台に急増した。后は同部門4位であり、メーキャップの中ではエイジトゥエニーズ(AGE20’s)が急成長したブランド10位に入った。

カンタ―ワールドパネルは昨年、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)をどのように活用したのかも順位に影響を及ぼしたと分析した。シールックスとアイライフはSNS微信(WeChat)を成功的に活用し、パーフェクトダイアリーのように若い消費者と積極的に疎通したブランドが急成長したという説明だ。

カンタ―ワールドパネル・チャイナのマネージングディレクター、ジェイソン・ユ氏は「中国で成功するためには専門性のある技術で革新的新製品の発売を続け、SNSを積極的に活用して若い消費者を呼び込む必要がある」とし、「市場の変化に敏感に対応しなければ淘汰するほかはない」と指摘した。



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