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【時視各角】韓国政府の体面を保った国民の底力

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
コロナ事態を経験しながら3つの劇的な場面が思い浮かぶ。1つ目は、サムスン電子が中小企業を支援し、マスク生産量を画期的に増やした場面だ。その中の1カ所が全羅南道長城郡(チャンソングン)にあるファジン産業だ。サムスン電子が約10人を派遣して生産工程を改善したところ、不良率が減り、生産量が倍に増えた。コンピューターシミュレーションを通じて生産速度に合わせて人員と機器を再配置した結果だ。現代車、コーロンインダストリー、東レ先端素材は直接マスク・フィルター生産に着手した。政府の公的マスク制度が定着するまでマスク不足を解消するのに大きく寄与した。

世界を驚かせたシージェンの診断キット開発はどうか。トランプ米大統領が輸出を要請した翌日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領はシージェンを訪れた。現場にはコジェンバイオテック、ソルジェント、エスディーバイオセンサーなど診断試薬企業の関係者もいた。これら企業には現在、各国から輸出の注文が殺到している。韓国は突然、K防疫・K医療でも世界的な名声を得ることになった。もう一つ、医師・看護師・薬剤師など医療関係者の献身は最高の名場面だ。数百人の医療関係者が生業を離れて大邱(テグ)に駆けつけた。1時間で汗まみれになる防護服を何日も着て死闘した。そのおかげで大邱市は苦痛から抜け出し、世界的な防疫模範都市に生まれ変わった。医療関係者の献身が奇跡の原動力だった。

韓国が最悪の状況から抜け出す頃に始まった3つの反転場面も目を引く。1つ目は米国・欧州のパンデミック(世界的大流行)だ。恐ろしい速度で感染患者が増え、米国・欧州では移動封鎖と工場シャットダウンが広がった。一方、韓国は世界の批判の対象から賛辞の対象に変わり始めた。決定的な反転は、ふらついていた政府が回復する場面だった。


政府は初期防疫で不安な姿を見せた。揺れる経済・外交・安保分野とは違い、安全問題だけはうまく対処するだろうという期待はすぐに外れた。決定的な失敗は中国でコロナが拡大しても入国を禁止しなかったことだ。この余波で韓国はコロナ拡大初期、発源地の中国に次いで世界で2番目に感染者が多い国となった。世界最高の「ビザ(査証)パワー」はあっという間に失われた。180以上の国が韓国の国民の入国を禁止・制限した。コロナ感染による犠牲者も230人を超えた。少なくない国民が不慮の死を遂げた。

ただ、被害をこの程度で抑えることができたのは、朴正熙(パク・ジョンヒ)政権時代から基礎を築いてきた医療体系と産業基盤のおかげだ。このように蓄積された国家資産がなければ今のような反転もなかった。さらに韓国は一躍、羨望の対象となっている。世界各国の首脳が文大統領に「防疫技法を伝授してほしい」とラブコールを送っている。世界最高富裕国の米国と日本では今のこの瞬間にも病床と人工呼吸器、防護服・マスクが不足し、死闘している。その間に失墜した韓国の地位と国格も回復している。

忘れてはならないのは、我々が危機を克服する原動力は成熟した市民意識と蓄積された国家資産という事実だ。これを土台にして政府の対応能力も日進月歩だ。文大統領は「各国の防疫措置を阻害しない範囲内で科学者、医師、企業関係者など必須人員の移動を許容しよう」と20カ国・地域(G20)首脳会議で提案した。事態対応の初期には不安な姿を見せたが、きめ細かな行政力と国民の底力を土台に世界を主導している。

政府はいま受けている世界的な賛辞を政権の能力のおかげだと錯覚したり自慢したりしてはいけない。そのような誘惑に駆られるたびに国民の底力が政府の体面を保ったという現実に感謝すべきだろう。そして現場にさらに近づかなければいけない。天文学的な金額の資金を零細企業に支援すると明らかにしたが、現場では依然として融資を受けられず苦しんでいる人が多い。恩に着せるのは後からでもよい。

キム・ドンホ/論説委員



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