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韓国行政安全部長官、武漢海外同胞の隔離場所住民から卵を投げられる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「帰れ。どんな話も聞きたくない」「そんなに危険でないなら、あなたがたが住むところや青瓦台(チョンワデ、大統領府)で海外同胞を受け入れたらよいのでは」--。

30日午後3時30分、忠清南道牙山市草沙洞(チュンチョンナムド・アサンシ・チョサドン)の警察人材開発院前の交差点に設置されたテントで座り込みを行っていた住民100人余りが陳永(チン・ヨン)行政安全部長官と梁承晁(ヤン・スンジョ)忠南知事、呉世賢(オ・セヒョン)牙山市(アサンシ)長が到着すると大声を上げながら激しく抗議した。韓国政府が中国武漢から帰国させる海外同胞を牙山と忠清北道鎮川(チュンチョンブクド・ジンチョン)に分散して受け入れるという方針は受け入れられないという理由からだった。

乗合車から降りた陳長官と梁知事は警察の護衛を受けて住民たちが座り込みを行っている場所に向かったが、激しい抗議で近くまで近づくことができなかった。一部の住民は陳長官一行に卵や菓子袋を投げて「(お前たちは)必要ない。帰れ」と言いながら声を高めた。卵の洗礼に警察は大型傘を広げて長官を保護した。マイクを握って住民を説得しようとしていた陳長官は後ろに退いた。


結局、梁知事が先にマイクを握った。梁知事は「先に申し上げるのは天安(チョナン)から牙山に変更になったわけではない」とし「さまざまな施設を総合的に評価した結果、警察人材開発院が高い点数を受けて決まった」と説明した。

梁知事は住民の不安を払拭するために、地域に「臨時執務室」を設置して道政業務を行う方案も検討中だ。陳長官は「住民の心配がないように施設を運営し、対策を用意するために直接ここに来た」とし「どのような場合にも懸念事項が発生しないように政府次元で最善の努力を尽くす」と話した。



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