(1)組分け=ウゴ・チャベス前ベネズエラ大統領の選挙スローガンは「チャベスがまさに国民だ。我々は数百万人であり、あなたもチャベスだ」だった。最近、執権陣営で浮上するスローガンも「200万人が集まった、私がチョ・グクだ」だ。組分けの頂点は司法の差別化、「差別的法治主義」だ。荒く表現すれば「私たちは無罪、あなたたちは有罪」だ。この基準で見ると、チョ・グク長官と彼の家族は当然、欠陥一つない「無罪」だ。
(2)自分たちは良い=野党当時は反対したが、執権すれば問題にしない。野党時代にはあれほど検察改革が至急だと訴えていたが、執権2年間は放置した。むしろ「積弊清算」を煽った。「他人の国民」には人権も他人事だった。子どもたちの前で家宅捜索にあったビョン・チャンフン検事、縄で縛られたまま法廷に立ったイ・ジェス機務司令官は自ら命を絶った。当時、チョ・グク民情首席秘書官や文在寅大統領は「人権」の「人」も口にしなかった。その大統領が今になって「人権尊重検察権行使」を話す。自分たちだけが国民で、チョ・グク長官だけが人権なのか。
(2)自分たちは良い=野党当時は反対したが、執権すれば問題にしない。野党時代にはあれほど検察改革が至急だと訴えていたが、執権2年間は放置した。むしろ「積弊清算」を煽った。「他人の国民」には人権も他人事だった。子どもたちの前で家宅捜索にあったビョン・チャンフン検事、縄で縛られたまま法廷に立ったイ・ジェス機務司令官は自ら命を絶った。当時、チョ・グク民情首席秘書官や文在寅大統領は「人権」の「人」も口にしなかった。その大統領が今になって「人権尊重検察権行使」を話す。自分たちだけが国民で、チョ・グク長官だけが人権なのか。
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