米国のルード政策担当国防次官が17日(現地時間)、「イージス・アショア」に原点打撃能力を統合する性能改良作業を進めていると明らかにした。写真は2016年5月にルーマニアのイージス・アショア基地開幕式に出席したストルテンベルグNATO事務総長とファーガソンNATO司令官。[NTO]
ルーマニアのイージス・アショア地上ミサイル防衛基地内の統制室。[NATO]
ルード次官は具体的な事例として2016年に北大西洋条約機構(NATO)のミサイル防衛の一環としてルーマニアに配備したイージス・アショアを挙げた。ルード次官は「イージス・アショアの弾道およびクルーズミサイル防衛と攻撃作戦の統合のために性能のアップグレードをしている」とし「脅威によっては攻撃と防御を統合してこそ次の段階に対処するうえで効率的であるため」と説明した。また「ポーランドにも年内にイージス・アショアを追加で配備する予定」とし「インド太平洋地域では日本がミサイル防衛協力の最高事例」と述べた。日本が2023年までに秋田県と山口県にイージス・アショア体系を配備する計画を持っていると説明しながらだ。
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