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<大リーグ>LAの柳賢振、平均自責点1点台崩れる…サイ・ヤング賞レースも危機

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
いまは予断を許さない状況だ。米大リーグLAドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン)は1点台の平均自責点維持に失敗しサイ・ヤング賞レースでライバルの追撃を許した。

柳賢振は24日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたニューヨーク・ヤンキーズとの試合で先発登板した。プレーヤーズウィークエンドを迎えハングルで「柳賢振」と書かれたユニフォームを着てマウンドに上がった。だが4イニング1/3の間に9安打を打たれ7点を与え敗戦投手になった。シーズン成績12勝3敗。本塁打も3本打たれた。今シーズンで本塁打を3本打たれたのは6月29日のコロラド・ロッキーズ戦以来2度目だ。ワールドシリーズで激突する可能性が高いヤンキーズを相手に敗れたのも手痛い。

柳賢振は2回まではヤンキーズの強打線を相手に失点しなかった。しかし3回表アーロン・ジャッジとゲーリー・サンチェスにソロ本塁打2本を打たれてぐらついた。5回表1死満塁ではディディ・グレゴリアスに満塁本塁打を打たれた。柳賢振が米国に進出してから初めて与えたグランドスラムだ。結局柳賢振は5回を満たすことなくマウンドを降りた。柳賢振のシーズン平均自責点は1.64から2.00まで上昇した。依然としてMLB全体では1位だがサイ・ヤング賞受賞の可能性は低くなった。


現在柳賢振の最大のライバルはニューヨーク・メッツのジェイコブ・デグロムとワシントン・ナショナルズのマックス・シャーザーだ。2人の投手は最近好調だ。デグロムの成績は26試合162イニング8勝7敗平均自責点2.56だが、24日のフィラデルフィア戦で7イニングの間に13三振を取り1失点した。奪三振が柳賢振よりも多く、平均自責点の格差が減ればデグロムの受賞の可能性も十分だ。

シャーザーも最近負傷から復帰し、ピッツバーグ・パイレーツを相手に4イニング4安打1失点した。完璧なコンディションではないが最高時速155キロメートルの速球を浴びせ回復の可能性を見せた。シャーザーの成績は21試合138イニング1/3で9勝5敗、平均自責点2.41、奪三振192。シーズン最終成績により十分に追撃が可能な数字だ。手にしたように見えた東洋人初のサイ・ヤング賞、いまは安心できない状況になった。





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