柳賢振（３１、ＬＡドジャース）がメジャーリーグのワールドシリーズに向かう重要な一戦で「ビッグゲーム投手」という名にふさわしくない投球をした。

柳賢振は２０日（日本時間）、米ウィスコンシン州ミルウォーキーミラーパークで行われたミルウォーキー・ブリュワーズとのナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ（ＮＬＣＳ、７戦４先勝）第６戦に先発した。

第５戦まで３勝２敗とリードしていたドジャースはこの日の試合に勝てば２年連続ワールドシリーズ進出が決まる。柳賢振はその重要な一戦を控えて「全力を尽くす」と意気込みを見せていた。


ところが柳賢振は３イニングで７安打を許し、５失点した。この日、ドジャースはデビッド・フリーズが１回表にソロ本塁打を放って先制した。しかし柳賢振はその裏、連打を浴びて４失点した。柳賢振は２回裏にも２本の二塁打を打たれて失点し、１－５と点差が開いた。

３回裏は無失点で防いだが、４回が始まる前にフリオ・ウリアスにマウンドを譲って降板した。