鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長[写真 青瓦台写真記者団]
正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)代表らが「日本が韓国をホワイトリスト国から除外する場合、正面対抗カードとしてGSOMIAを廃棄しなければならない」と主張したことに伴うものだ。この日の会合で鄭室長と金尚祖(キム・サンジョ)政策室長は「7月30日または8月1日に(日本が韓国の)ホワイトリスト排除を発表するだろうと予想している」と報告したという。沈相ジョン代表は公開発言で「日本が韓国をホワイトリストから除外する措置を実際に取るなら、日本が韓国を安保パートナーとして認めないということなので、GSOMIA廃棄を検討するべき」とし「安保協力をしないという国に軍事情報をどうしたら提供することができるのか。8月23日までに通知すればいい。米国の協力を効果的に引き出す契機になるだろう」と話した。
非公開に切り替わった会合で、文大統領はこれについて特別な言及をしなかった。代わりに鄭室長は「今は維持の立場だが、状況によって見直すこともあり得る」と明らかにした。
青瓦台国家安保室長「韓日軍事協定見直し」波長…青瓦台「原則的発言」火消し(2)