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文大統領「韓国社会、公正でない…所得主導成長を継続推進」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「今年、低成長が固定化する可能性が高い」として「政府の財政がより積極的な役割を果たす時だ。雇用予算や革新成長予算、家計所得を増やして社会安全網を強化する予算を増やした」と話した。

文在寅大統領はこの日、国会で行った来年度予算案施政演説で「韓国経済が成し遂げた外形的な成果と規模にもかかわらず、多数の庶民の暮らしは依然として厳しいのが現実だ」として「経済的不平等の格差を減らし、さらに公正かつ統合的な社会に進まなければならない」と明らかにした。

文大統領は「『共に豊かになる』ための成長戦略として所得主導成長を推進した。しかし、まだ道のりは遠い」とし、「金融市場の変動性も大きくなっており、さらに厳密に調べる必要がある」と伝えた。


また、「しかし『共に豊かになろう』という政策基調は続くべきだ」としながら「経済不平等を拡大する過去の方式に戻ってはならない」とも述べた。

文大統領は「国民がたった1人も差別を受けない国になるべきだ」とし「それが共に豊かになる包容国家だ」として「2019年度予算案は共に豊かになる国を作る予算だ」と話した。

文大統領は「出産と育児は皆の喜び」としながら「出産給与は来年から非正規職などすべての妊婦に毎月50万ウォン(約5万円)ずつ最大90日間支給される」として「父は既存の3日から10日間、有給出産休暇を取ることができる」と説明した。

さらに、「65歳を超えたお母さんは毎月基礎年金25万ウォンを受けている。来年から始まる社会サービス型高齢者雇用事業はお母さんの暮らしに活力を吹き込むだろう」と話した。

文大統領は「今年の経済成長率が2%台に落ちた。低成長が固定化する可能性が高い」として「政府の財政がより積極的な役割を果たす時」と話した。

また文大統領は「第一、雇用予算を今年より22%増やした23兆5000億ウォンに策定した。第二、革新成長予算を大きく増やした。第三、家計所得を増やして社会安全網を強化する予算を大幅増やした。第四、国民の安全と生活の質を高めるための予算も具体的に策定した」と伝えた。



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