北朝鮮は9日、板門店(パンムンジョム)南側の平和の家で開かれた高官南北当局会談で「平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)で南北共同入場を提案した」と千海成(チョン・ヘソン)統一部次官が明らかにした。千次官はこの日午前、全体会議を終えた後、「北側が平昌冬季五輪とパラリンピックに多くの代表団派遣を希望するという意向を伝えてきた」とし「高官代表団や民族オリンピック委員会代表団、選手団、応援芸術団、参観団、テコンドー模範競技団、記者団などを派遣するという立場を明らかにした」と説明した。北側はしかし、代表団名簿や具体的な規模については言及しなかった。
両者はまた、南北関係改善に向けた互いの立場を交換した。千次官は「南北関係が硬直した状況が続いていたが、このような状況で平昌五輪を南北関係改善の契機にしようという意見で一致した」とし「真剣かつ誠実に議論に臨んだ」と会談の雰囲気を伝えた。
南側は2月の旧正月を機に離散家族の対面行事を開催し、このための赤十字会談を提案した。南側はまた、偶発的な衝突防止のための軍事当局会談の開催も提案した。特に南側首席代表である趙長官は冒頭演説で「相互尊重の土台の上で、協力しながら、韓半島(朝鮮半島)で相互緊張を高めるような行為を中断せよ」とし「非核化など平和定着のための対話を早期に再開しなければならない」と強調した。
この演説に対し、北朝鮮は現場ですぐに反応はしなかったという。南北は午前10時から65分間、冒頭演説文をそれぞれ朗読する形で互いの立場を提案した後、首席代表および分野別の接触を行った。南北はそれぞれ昼食を取った後、首席代表および代表接触を通じて意見を調整して全体会議を行う予定だ。
両者はまた、南北関係改善に向けた互いの立場を交換した。千次官は「南北関係が硬直した状況が続いていたが、このような状況で平昌五輪を南北関係改善の契機にしようという意見で一致した」とし「真剣かつ誠実に議論に臨んだ」と会談の雰囲気を伝えた。
南側は2月の旧正月を機に離散家族の対面行事を開催し、このための赤十字会談を提案した。南側はまた、偶発的な衝突防止のための軍事当局会談の開催も提案した。特に南側首席代表である趙長官は冒頭演説で「相互尊重の土台の上で、協力しながら、韓半島(朝鮮半島)で相互緊張を高めるような行為を中断せよ」とし「非核化など平和定着のための対話を早期に再開しなければならない」と強調した。
この演説に対し、北朝鮮は現場ですぐに反応はしなかったという。南北は午前10時から65分間、冒頭演説文をそれぞれ朗読する形で互いの立場を提案した後、首席代表および分野別の接触を行った。南北はそれぞれ昼食を取った後、首席代表および代表接触を通じて意見を調整して全体会議を行う予定だ。
この記事を読んで…