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【社説】東芝確保したSKハイニックス…「半導体コリア」続けていかなければ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
SKハイニックスを含む「韓日米連合」が東芝メモリを確保したと伝えられた。東芝の合弁会社である米ウエスタンデジタル(WD)と台湾の鴻海グループをはねのけて成し遂げた快挙だ。東芝はNAND型フラッシュを最初に開発し基本技術を持つ世界のNAND型フラッシュ市場で2位の企業だ。東芝を抱えSKハイニックスはこれまで弱点とされてきたNAND型フラッシュ分野を補完できることになった。SKハイニックスはDRAMでは世界2位だがNAND型フラッシュでは4~5位圏だ。

世界の半導体市場で競争している日本の牽制により東芝の株式を間接的に確保した点は残念だ。SKハイニックスは東芝半導体事業の株式49.9%を保有するベインキャピタルに現金を貸し付ける形式で東芝の株式を確保した。盛況が続くスーパーサイクルに入った半導体分野でSKハイニックスが有利な位置を先取りしたとみられる。東芝がアップルとデルという安定的供給先を確保しているだけに互いに協力する分野も多いものと期待される。基本技術を持つことになり特許紛争を避けることもできる。特にNAND型フラッシュで協業や共同研究開発により技術競争力を高める余地は十分だ。SKハイニックスが東芝メモリを直接買収するのではなく、すぐにシェア変化はないが、サムスン電子を筆頭とした「半導体コリア」の影響力はさらに大きくなるだろう。

「半導体崛起」を叫び大規模投資をしている中国の追撃を遅らせられるようになったのも成果だ。NAND分野で韓国の技術優位をしばらく維持できることになった。半導体とディスプレーの技術優位を維持するためには企業家精神を発揮し、絶え間ない革新に挑戦するしかない。中国の稚拙なTHAAD報復を勝ち抜く正攻法も結局われわれだけの製作技術で品質が良く価格競争力がある製品を作ることだ。「半導体コリア」の地位は必ず守らなければならない。

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