総政治局出身の朴永植人民武力相は金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の時代に入って浮上した人物だ。米国務省はすでに昨年3月、独自の制裁対象に含めている。作戦権(北朝鮮は総参謀長が行使)はないが、現在、国防関連の行政を担当している。北朝鮮の核・ミサイル開発に直接・間接的な役割をしているというのが、情報当局の評価だ。停戦協定締結日を翌日に控えた7月26日には演説で「敵が判断を誤れば事前通告なく核先制打撃を加える」と脅迫した。
朴永植人民武力相は平壌(ピョンヤン)防御司令部の政治委員だったが、2014年4月に軍部の人事権を握る総政治局組織担当副局長を経て、2015年5月には総政治局長、総参謀長に続き、北朝鮮軍序列3位の人民武力相となった。昨年5月に開かれた労働党第7回大会で党政治局委員と党中央軍事委員会委員に選出され、翌月には北朝鮮の最高権力機構の国務委員会に入った。
朴永植人民武力相は平壌(ピョンヤン)防御司令部の政治委員だったが、2014年4月に軍部の人事権を握る総政治局組織担当副局長を経て、2015年5月には総政治局長、総参謀長に続き、北朝鮮軍序列3位の人民武力相となった。昨年5月に開かれた労働党第7回大会で党政治局委員と党中央軍事委員会委員に選出され、翌月には北朝鮮の最高権力機構の国務委員会に入った。
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