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NYタイムズスクエア「軍艦島」広報映像の人物 朝鮮人ではなく日本人だった(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

映像に使われた鉱夫の写真。写真の中の人物は強制徴用された朝鮮人ではなく日本人であることが確認された。(写真=中央フォト)

しかし、この本の該当写真の説明には「端島」や「朝鮮人」などに関連する言及がない。ただし「坑内で横になって炭を掘る様子」という説明しか添えられていない。出処である高麗寺写真資料集の該当ページを確認した結果、写真の中の人物や場所についての説明はなく、「採炭作業は15分しただけでも腰が折れるほど痛い」など、状況だけが短く描写されていた。

徐教授は「軍艦島に関連した放送や記事を通じて、最も代表的に登場するこの写真の中の人物が日本人鉱夫であることを私も今回知った」としながら「タイムズスクエアの広告はすでに降ろされているため仕方ないが、YouTube(ユーチューブ)に掲載された映像は該当の写真を外して再編集して再掲載したい」と話した。

専門家は出処が不確かな資料を使う場合、本来の趣旨とは違い、日本の極右勢力によって悪用される可能性もあることを指摘した。


民族問題研究所のキム・ミンチョル責任研究員は「日本右翼はこのような事例を活用して韓国側の主張が民族感情をベースにねつ造したというイメージを作っている」とコメントした。実際、インターネットで活動する極右勢力、いわゆるネトウヨの間では関連内容が広く知られている。

しかし、キム研究員は「日帝による強制動員の資料写真はほとんど残っていない」としながら「それにもかかわらず、被害生存者の証言や文献資料など、否定できない明白な証拠が多い」と強調した。



NYタイムズスクエア「軍艦島」広報映像の人物 朝鮮人ではなく日本人だった(1)

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