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IOC委員長「南北和解、オリンピック精神に合致…北朝鮮の出場資格獲得できるよう支援」

ⓒ 中央日報日本語版

トーマス・バッハIOC委員長(写真=中央フォト)

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ委員長は30日、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を通した南北間の対話がOlympism(オリンピック精神)に合致すると肯定的に評価した。

バッハ委員長はこの日、全羅北道茂朱(チョルラブクド・ムジュ)のテコンドー院で開かれた記者会見で、「北朝鮮選手が平昌五輪の出場資格を得られるよう支援する。文在寅(ムン・ジェイン)大統領がオリンピックを通じて南北間の和解と対話の扉を開こうとしている部分については感謝したい。このような努力はオリンピック精神に合致すること」と明らかにした。

バッハ委員長はまた「IOCはことし2月、すでに北朝鮮オリンピック委員会に平昌五輪への参加を薦めた。われわれは北朝鮮選手が五輪出場資格を得ることができるように支援していくだろう」と明らかにし「その他の部分は文在寅大統領と7月3日に会って協議する」と伝えた。


だが、バッハ委員長は、北朝鮮選手の平昌五輪参加を支援することが、イコール南北単一チームの構成に対する言及として映ることに対しては一線を画した。バッハ委員長は「IOCで南北単一チームに対して公式に決まっていることは一切ない」と明らかにした。

これに先立ち、文大統領は今月24日に開かれた2017世界テコンドー連盟(WTF)世界選手権開幕式で、1991年世界卓球選手権大会と世界青少年サッカー大会について言及して、平昌冬季五輪で南北単一チームの構成を提案した。



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