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<WBC>韓国代表の4番打者、李大浩

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

李大浩は「来月韓国で行われるWBCで必ず良い試合を見せる」と語った。

「4番打者は李大浩(イ・デホ、35、ロッテ・ジャイアンツ)でいく」。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表の金寅植(キム・インシク)監督は21日、沖縄キャンプを終え、「李大浩を4番打者に入れて、金泰均(キム・テギュン、ハンファ)と崔炯宇(チェ・ヒョンウ、起亜)を状況によって3、5番に配置する計画」と明らかにした。打者のコンディションや相手投手によって打順は試合ごとに変わるが、李大浩に対する信頼は変わらないという意味だ。この言葉を聞いた李大浩は「(監督が私の)自尊心を考えてくれるのはうれしいが、5番、6番でもかまわない。チームに力になれれば問題はない。実際、4番は負担が大きい打順」と言って笑った。

李大浩は2006年ドーハアジア競技大会で初めて韓国代表に選ばれて以来10年以上も代表チームの中心打線を支えている。けがや所属チームの反対を理由に代表チームへの合流を避ける選手もいるが、李大浩はそのようなことがない。李大浩は「太極マークを付けるのは光栄なこと。年を取っても代表チームに選んでもらっているので頑張ろうという気になる」と語った。


兵役を終えていないプロ選手を中心に構成された2014年仁川(インチョン)アジア競技大会を除いて、李大浩はすべての国際大会に参加している。そして代表チームのすべての試合(39試合)に出場した。米メジャーリーグ(MLB)進出を控えて参加した2015年のプレミア12では手のひらの痛みを抱えながら出場した。8強まで極度に不振だった李大浩は、日本との準決勝で2-3とリードされた9回表、無死満塁から逆転2点タイムリーを放った。李大浩が成人の国際大会で残した成績は打率3割3分6厘、7本塁打、40打点。

李大浩は5年間の日本・米国生活を終え、今季ロッテ・ジャイアンツに戻った。主将を務めることになった李大浩はロッテの米アリゾナキャンプに合流し、他の代表選手より5日遅い17日に代表チームに合流した。

李大浩が合流した後、韓国代表チームは活気づいている。李大浩は練習中、常に明るい表情を見せ、後輩に冗談も言いながら雰囲気を盛り上げている。時には真剣に助言する。李大浩は林廷宇(イム・ジョンウ、LG)に代わって21日に代表チームの練習に合流した林昶ミン(イム・チャンミン、NC)に「遠慮せずにチームの雰囲気に早く適応してほしい」と伝えた。イ・スンチョル打撃コーチは「李大浩はチームの雰囲気を主導するカリスマがある選手」と評価した。

WBC2次ラウンドで韓国と対戦する可能性が高い日本は李大浩の攻撃力を恐れる。同時に「リーダー」李大浩の存在をうらやましく思っている。日本のデイリースポーツは「韓国代表にはリーダーの李大浩がいる。韓国は過去のWBCで、李鍾範(イ・ジョンボム)、李承ヨプ(イ・スンヨプ)など立派なリーダーのおかげで戦力以上の成果を出した」で分析した。

李大浩は「後輩にストレスを感じるなということ以外に話すことはない。結果に対する負担は先輩たちが負うものだ。後輩は大会を楽しめばよい」と話した。

韓国代表は22日、沖縄宜野湾球場で横浜DeNAと評価試合を行い、2-3で敗れた。この日、李大浩は9回表に打席に入ったが、三振を喫した。李大浩は「WBCはシーズン直前に開催される大会なので適応するのが容易でない。評価試合をしながら速球に適応すれば、大会では打撃感覚が戻るだろう」と語った。

李大浩は来月6日からソウル高尺(コチョク)スカイドームで行われるWBC1次ラウンドで国内のファンに会う。李大浩は「代表チームの戦力が低いという声もある。憂慮を良い結果に変える」と誓った。23日に帰国する韓国代表は24日から5回の評価試合を通じて1次ラウンド(3月6-9日)を準備する。



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