しかし李夫人は今年に入って9カ月間ほど姿を見せなかった。今年4月に平壌(ピョンヤン)を訪問した故・金正日(キム・ジョンイル)総書記の元料理人、藤本健二氏は「当時、風邪をひいた娘のために李雪主夫人は(金正恩委員長と一緒にした)食事の席に出てこなかったという説明を聞いた」と話した。藤本氏は2012年7月の訪問当時は李夫人と食事を一緒にした。最近は李夫人がしばらく公開活動をしていなかったため、金正恩委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)宣伝扇動部副部長の牽制を受けているのではという見方もあった。しかし李夫人がまたメディアに登場したことで、その間に第2子を出産したのではという話が出ている。情報当局者は「金正恩委員長は息子を望んでいる。第2子が息子である場合、金正恩委員長の後を継ぐ可能性があり、胎教と出産に集中するため公開活動を中断する可能性がある」と述べた。しかし李夫人が出産したかどうかは公式的に確認されていない。
こうした中、金正恩委員長は先月4日、北朝鮮軍特殊部隊を訪問した後、連日、軍関連の日程を続けている。韓国国防部の当局者は「金正恩委員長は先月から15回の公開活動をしたが、このうち9回が軍関連の活動」と述べた。軍当局は金委員長の軍関連の公開活動内容に注目している。2日には江原道(カンウォンド)元山(ウォンサン)付近で実施された100余門の放射砲(多連装ロケット)や長射程砲などの射撃訓練を、4日には空軍指揮官の飛行訓練を指導した。先月は特殊部隊(4日)を訪問した後、ペクリョン島近隣の麻蛤島 (マパプド、11日)で砲射撃を視察し、延坪島(ヨンピョンド)付近のカル島(13日)を訪問して延坪島攻撃計画を承認した。先月26日にはスキー部隊を訪れた。シン・ジョンウ韓国国防安保フォーラム事務局長は「北が訓練を通じて様子を見た後、韓国の不安定な情勢と米国の大統領交代時期に追加で挑発をすることも考えられる」と述べた。金正日(キム・ジョンイル)総書記の5周忌(17日)または年末年始を迎え、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射など追加の挑発が予想されるという説明だ。
こうした中、金正恩委員長は先月4日、北朝鮮軍特殊部隊を訪問した後、連日、軍関連の日程を続けている。韓国国防部の当局者は「金正恩委員長は先月から15回の公開活動をしたが、このうち9回が軍関連の活動」と述べた。軍当局は金委員長の軍関連の公開活動内容に注目している。2日には江原道(カンウォンド)元山(ウォンサン)付近で実施された100余門の放射砲(多連装ロケット)や長射程砲などの射撃訓練を、4日には空軍指揮官の飛行訓練を指導した。先月は特殊部隊(4日)を訪問した後、ペクリョン島近隣の麻蛤島 (マパプド、11日)で砲射撃を視察し、延坪島(ヨンピョンド)付近のカル島(13日)を訪問して延坪島攻撃計画を承認した。先月26日にはスキー部隊を訪れた。シン・ジョンウ韓国国防安保フォーラム事務局長は「北が訓練を通じて様子を見た後、韓国の不安定な情勢と米国の大統領交代時期に追加で挑発をすることも考えられる」と述べた。金正日(キム・ジョンイル)総書記の5周忌(17日)または年末年始を迎え、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射など追加の挑発が予想されるという説明だ。
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