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1人だけ金日成バッジつけなかった李雪主…自由奔放な性格のため?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2470万人の北朝鮮の住民たちは全員、左側の胸に金日成(キム・イルソン)・金正日(キム・ジョンイル)の肖像徽章(バッジ)をつける。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記も例外ではない。党と主席に対する忠誠心の表示だ。だが、例外が1人いる。まさに金正恩の夫人・李雪主(リ・ソルジュ)だ。17日、金正日2周忌を迎えて62日ぶりに公式席上に再登場した李雪主の胸にはバッジがついていなかった。

金日成のバッジなしで登場したもう1人は、処刑直前の張成沢(チャン・ソンテク)前国防委副委員長だ。国家転覆陰謀容疑で死刑が執行された張成沢の最後の姿は、両手を縄で縛られたまま頭を下げた場面だった。彼の胸にはいつもいた金日成・金正日のバッジがなかった。謀逆を試みた容疑で処刑されたため、「神聖な」バッジをつける資格さえ剥奪されたという分析だ。

だが、李雪主は違う。昨年7月6日、李雪主が牡丹峰(モランボン)楽団示範公演を参観しながら初めて公式席上に登場した時でさえ胸に金日成バッジをつけて出ていた。だが同月25日、平壌(ピョンヤン)の綾羅(ヌンラ)遊園地の訪問時からバッジが消えた。短い黒スカートに緑色のブラウス姿の李雪主は、バッジの代わりに花形のブローチを右胸に付けて出てきた。以後、李雪主はハイヒールを履いてヘアピンをつけるかと思えば、人民服ではなくズボンを履いてブランドのカバンを持つなど破格的な行動を続けていた。


公式席上から消えて約2カ月ぶりの17日、錦繻山(クムスサン)太陽宮殿参拝式に姿を見せた李雪主は、金正恩と共にほかの党・軍・政の幹部の前列に立ってファーストレディとしての地位を見せた。錦繻山太陽宮殿の階段を上がる際は金正恩と腕組みをする姿も見えて、監禁説などの世間の憶測を払拭した。金正日2周忌であるだけにバッジを着用する可能性が高かったが、李雪主は金正日バッジをつけずに出てきた。なぜそうしたのだろうか。

統一部など関係当局は1年以上、李雪主のバッジ着用有無に注目してきたが、明確な理由を説明できずにいる。ただし「若い李雪主は、個性を追求して住民たちに新鮮なイメージを与えるためにファッションに気を遣ってきたようだ。バッジ着用は自由奔放な李雪主の性格のせいではないかと思う」(政府関係者)という程度の観測だけを出している。

◆金敬姫、キム・グクテ葬式も不参加=李雪主のバッジ未着用と共に関心を集めたのは、金正恩の叔母であり張成沢の夫人である金敬姫(キム・ギョンヒ)党秘書の追悼式不参加だ。金敬姫は金正日2周忌追悼大会はもちろん16日に行われたキム・グクテ党検閲委員長葬式にも参加しなかったことが分かった。北朝鮮労働新聞は18日、キム・グクテ葬式のニュースを伝えながら金正恩をはじめとして金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、朴奉珠(パク・ボンジュ)首相、崔竜海(チェ・ヨンヘ)軍総政治局長ら参席者の名簿を伝えたが、金敬姫の名前はなかった。金敬姫が公式席上に出てこないことに関連して張成沢粛清の衝撃から抜け出せなかったという観測や健康不安説などが再び提起されている。北朝鮮事情に詳しいある要人は「北朝鮮のような封建社会では、夫が処刑されて夫人が公式行事に出てくることは想像できないこと」と話した。金敬姫が「白頭(ペクトゥ)血統」としての象徴性だけを持っており、張成沢粛清を契機に実質的な影響力は著しく落ちたという分析だ。



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