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金正恩の指示で機内食・ユニホーム変えたが…高麗航空また最下位(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

金正恩の指示で2013年11月に新しくなった女性乗務員のユニホーム。

非常時に救助作業をするように表示された胴体の一部分。

北朝鮮の高麗航空がまた落第点を受けた。世界の約600の航空会社を対象にした満足度調査で4年連続で最下位となった。空港および航空会社の施設・サービス評価機関として権威が認められている英スカイトラックス(Skytrax)は先週、高麗航空の搭乗客を対象に56項目のサービス評価結果を発表した。機種老朽化の程度、機内食、乗務員の英語の実力など、ほとんどの項目で星一つ(満点は星5つ)を受けたという。

これに誰よりも怒りを感じたのは金正恩(キム・ジョンウン)第1書記だ。執権から数カ月後の2012年5月、平壌(ピョンヤン)順安飛行場を訪問し、機内食の品質を高め、乗務員の衣装も洗練されたスタイルに変えるよう指示したが、結果は惨憺たるものだった。10代でスイスに早期留学し、西側国家の航空サービスを経験した金正恩が、高麗航空の後れた施設とサービスに満足するはずがない。

訪朝取材のため高麗航空に乗って平壌と地方都市を何度か行き来した私としては、北朝鮮唯一の民用航空に対する低いサービス評点は十分に理解できる。何よりも1960年代に旧ソ連から導入した古い航空機が国際路線に投入されているため安全面で不安だ。昨年11月に崔竜海(チェ・ヨンヘ)労働党秘書を乗せた高麗航空特別機がロシアに向けて出発したが、機体の異常で回航したのが代表的な例だ。金正恩の特使が乗った飛行機でさえもこういうことが発生する。外貨不足で新しい飛行機が導入されず、高麗航空の資産(主機種29機、補助機種35機の計64機の民航機保有)は20年以上ほとんど変化がないのが実情だ。


私が高麗航空機に乗って最も驚いたのは、座席の下の救命胴衣がすべて消えてなかったという点だった。「座席ベルトを締めてください」と赤い文字で書かれていたが、故障したものもあった。スチュワーデスと党幹部と見られる人民服姿の数人の男性が離陸の時も席に座らず雑談しているという危険な状況も目撃した。

機内食サービスが満足できるレベルでないのは当然だ。平壌高麗ホテルと同じようにパン・コーヒー・肉の質が落ち、多様さがない。輸入飲食品を提供すればよいが、まだそうする考えはないようだ。高麗航空を利用した経験がある中国と西側の訪朝客がインターネットやソーシャルネットワークサービス(SNS)に載せた北朝鮮式ハンバーガーの機内食が話題になったりもした。機内免税品は北朝鮮の酒・たばこと手芸品がすべてだ。新聞・雑誌も宣伝用画報「朝鮮」と労働新聞、英字紙の平壌タイムズだけで、西側の発刊物は見つけるのが難しい。



金正恩の指示で機内食・ユニホーム変えたが…高麗航空また最下位(2)

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