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目標は韓国のごま油の世界化、ライバルは西洋のオリーブオイル

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ソウル・駅三洞の路地に位置するクイーンズバケットは59平方メートル規模だ。パク・ジョンヨン代表が低温圧搾方式のごま油抽出法を説明している。

1日にソウル・三成洞(サムソンドン)のCOEXで開かれた韓国最大規模のスタートアップピッチング大会「スパークラボデモデー」でクイーンズバケットのパク・ジョンヨン代表(48)がこのように話すとすぐに1000人余りの観客が拍手喝采を送った。40対1以上の競争率を突破してスパークラボのアクセラレーティングプログラムに選抜され、プログラムを終えてステージに上がった9つのスタートアップのうちこの日最も目を引いたのはクイーンズバケット。ほとんどが情報通信技術(ICT)のスタートアップの中で唯一のごま油製造業者だ。クイーンズバケットは「クオリファイド(qualified)」、「アンド(and)」、「ユーティリティ(utility)」の合成語だ。最適化された方法で良い品質のごま油を作るという意味を込めている。


既存のごま油は強い味と香りを特徴とする。クイーンズバケットのごま油は香りが出ないが料理に入れるとごま油固有の味をほのかに感じることができる。なぜこうした違いができたのだろうか。抽出方式が違うためだ。普通ごま油はごまを高温で炒めた後に圧搾する方式で抽出する。




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