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<五輪陸上>400mリレーで米国抜いた日本、韓国スポーツに宿題投げかける(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
弓・道・銃・剣、そしてゴルフ。

2016年リオ五輪で韓国が金メダルを取った種目だ。アーチェリー(弓)で4個、テコンドーで2個の金メダルを取った。射撃(銃)とフェンシング(剣)で金を1個ずつ取り、大会終盤のゴルフで金1個を追加した。韓国はリオ五輪24種目に204人が出場したがメダルを取ったのは9種目だけだった。韓国は今大会で金メダル9個、銀3個、銅9個で合計21個のメダルを取り大会を終えた。

韓国はいつまで銃・弓・剣とテコンドーにだけ依存するのだろうか。リオ五輪は1984年のロサンゼルス大会の6種目以来となるメダル種目の偏りが激しい大会になった。柔道、レスリング、バドミントンなど期待した種目が相次いで不振だった。これまでレスリングやボクシングなど格闘技種目はハングリー精神の象徴だった。最近はきつい運動を忌避する傾向のため選手の層が薄い。


多くのメダルがかかった水泳、陸上、体操など基礎種目ではメダルを1個も取れなかった。特に水泳(競泳)では決勝進出者を1人も出せなかった。陸上もやはり看板選手金徳現(キム・ドクヒョン、走り幅跳び・三段跳び)、金国栄(キム・グクヨン、100メートル)らが世界との格差だけを確認して大会を終えた。

パク・ヨンジュン陸上代表チームコーチは「韓国の人口の4分の1が密集しているソウルですら陸上をする選手を見つけにくい。選手から確保してこそ人材を育てられる」と強調した。優秀な資源がプロスポーツにばかり集まり基礎種目では選手確保が空の星を取るほど難しくなって久しい。全種目を席巻したアーチェリーは競技団体会長の企業の現代自動車の積極的な投資と細心な管理のおかげで五輪8連覇の大記録を打ち立てた。

しかしこうした待遇を受ける種目はごく一部にすぎない。女子バレーボール代表チーム主将のキム・ヨンギョン(28)が通訳まで務めた事例は、種目間で富む者はさらに富み貧しい者はますます貧しくなる現象を端的に見せたケースだ。不人気種目の状況はさらに劣悪だ。

これに対しライバル日本は2020年の東京五輪を控え全種目にわたり明確に躍進した。日本は今大会で金12個、銀8個、銅21個で総合6位に上がった。韓国は2004年アテネ大会以降初めて総合順位で日本を下回ることになった。



<五輪陸上>400mリレーで米国抜いた日本、韓国スポーツに宿題投げかける(2)

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