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<野球>釜山高投手ユン・ソンビン、4年前の大谷と同じ道を歩む?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
釜山(プサン)高の投手ユン・ソンビン(17)はメジャーリーグ4球団以上の関心を集めている投手だ。あるエージェントは「195センチの身長に153キロを投げる投手なら、どのメジャーリーグ球団も関心を持つだろう」と述べた。ロッテのスカウトは「特に4球団が積極的だ。今年のアジア選手スカウト予算が十分に配分されたと聞いている」と話した。

「身長190センチ、球速150キロ以上」という条件を備えたアジア投手がいる。日本ハム・ファイターズの大谷翔平(22)だ。大谷は5日、東京ドームでの読売ジャイアンツ戦で球速163キロをマークし、自身が持つ日本プロ野球最高球速記録を更新した。

投手としての完成度では、現在のユン・ソンビンは大谷と比較にならない。あるメジャーリーグのスカウトはユン・ソンビンについて「リリースポイントに矯正する点がある。しかし完成した投手ではないため将来が期待される」と話した。続いて「大谷に対する関心がユン・ソンビンにつながったと見ることもできる。大谷はメジャーリーグに進出する場合、最高の金額を受けるだろう。小さな球団は手を出すのが難しい選手だ。しかし隣の韓国に似た条件の投手がいる状況」と話した。


大谷が花巻東高校時代にメジャーリーグのラブコールを受けたという点もユン・ソンビンと似ている。大谷は高校3年だった2012年、メジャーリーグ進出を公言し、日本プロ野球球団に「指名しないでほしい」と伝えた。大谷を指名した唯一の球団が現所属チームの日本ハムだ。

日本ハム球団は同年11月、大谷を説得するために特別リポートを伝えた。その骨子は、韓国と日本でプロを経験せずメジャーリーグに進出した選手の成功確率だった。

1994年以降、国内プロでの実績がない韓国人選手48人と日本人選手60人のうちメジャーリーグで活躍した選手はわずか6人(5.6%)だった。大谷はこのリポートを読んで考えを変え、日本ハム入団を選んだ。そして現在、世界ナンバーワンの「投手有望株」と認められている。

リポート作成当時、日本では成功したケースがマック・スズキ1人だった。韓国野球では朴賛浩(パク・チャンホ)、金炳賢(キム・ビョンヒョン)、秋信守(チュ・シンス)らメジャーリーグのオールスター級に成長したアマチュア出身がいた。2016年、ユン・ソンビンは4年前の大谷と同じ選択をするのだろうか、それとも違う道を進むのだろうか。



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