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韓国、IMD国家競争力4ランク下がった29位…日本は26位

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
スイス国際経営開発大学院(IMD)が30日に公開した韓国の国家競争力の総合順位が61カ国中29位に終わった。昨年の25位から4ランク下がった。2008年の31位以降、8年ぶりに最も低い成績だ。今年の順位は中国(25位)と日本(26位)を下回った。

IMDは342項目を調査するが大きく分けて経済成果、政府効率性、企業効率性、インフラ(社会基盤)の4部門に分かれる。今年韓国は政府効率性(2015年28位→2016年26位)を除いた3部門で順位が落ちた。

企業効率性の順位が37位から48位へと最も下落した。イ・ホスン企画財政部経済政策局長は「企業態度・価値と経営慣行部門の項目順位が大幅に下がって行った」として「4月のIMD質問期間に構造調整イシューやオキシー加湿器殺菌剤問題など企業倫理関連の事件が起こったためと分析される」と話した。


企業部門の細部項目別に有能な経営陣の確保(44→52位)、熟練労働者の確保(23→48位)、企業倫理の実践程度(39→58位)、経営者の社会的責任(50→60位)などの順位が特にかなり落ちた。経済成長率が低くなり雇用事情も悪化したために経済成果の順位も15位から21位に6ランク下がった。インフラ順位は21位から22位に下落した。

ころころ変わる韓国の国家競争力の順位は毎年論議の的だ。昨年、韓国は世界銀行(WB)の企業環境評価で歴代最高の4位を記録した。ブルームバーグ革新指数の調査では1位になったが、スイス世界経済フォーラム(WEF)の国家競争力評価では26位だった。

ソウル大国際大学院のムン・フィチャン教授は「各機関の国家競争力の調査は評価モデルの限界、低調な質問回答率、先進国・新興国間の差を反映できない基準などで信頼性に問題が多い」として「透明性や規制、税制改善スピードで他国に遅れをとらないか調べる程度でのみ活用するのが望ましい」と話した。



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