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韓国の国家競争力6ランク下落の25位…マレーシアより低く

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国が、今年の世界経済フォーラム(WEF)による国家競争力評価で6ランク下落し、マレーシアよりも低い25位を記録した。これは2004年の29位以降、9年ぶりに最も低い順位だ。

比較対象の148カ国中、スイス・シンガポール・フィンランドは昨年と同様1-3位を占めた。ドイツ・米国は前年よりそれぞれ2ランク上昇して4、5位に上がり、スウェーデン・香港・オランダ・日本・英国が6-10位の順に記録した。アジア諸国だけで見ればシンガポール2位、香港7位、日本9位、台湾12位、マレーシア24位、中国29位となった。韓国の企画財政部は、今年のWEF国家競争力順位が大きく落ちたのは、北朝鮮からの威嚇が急に増した4月に調査が行われたためだと説明した。12部門にわけて行われるWEF評価は、114の細部項目のうち80項目が各国企業の最高経営責任者(CEO)を対象に質問して評価するため、企業家の心理が悪化するとすぐに国家競争力の下落につながる。

こうした事情にもかかわらず今年の順位が大きく下がった部門は、韓国が慢性的に脆弱だという評価を受け入れた部分だ。制度的要因(62→74位)、労働市場効率性(73→78位)、金融市場成熟度(71→81位)の3部門が代表的だ。


この中の「制度的要因」の細部項目を見ると、なぜ低い評価を受けたのかが克明になる。政治家に対する公共の信頼(117位)、政府規制負担(114位)、政策決定の透明性(133位)、企業理事会の有効性(121位)、少数株主の利益保護(109位)といった分野は全て100位圏外の判定を受けた。労働市場の効率性の部分でも労使間協力(129位)、雇用および解雇慣行(109位)は下位圏だった。金融市場の成熟度の部分でも貸出の容易性(118位)やベンチャー資本の利用の可能性(110位)が100位圏外に留まった。

一方韓国は、スイス国際経営開発院(IMD)の評価では今年まで3年連続で22位を記録した。オ・サンウ企画財政部競争力戦略課長は「IMDは統計中心に評価し、WEFはアンケート調査の比重が大きく、調査結果に差がある」と話した。



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