中国の地方都市にある北朝鮮飲食店で働いていた北朝鮮従業員13人が集団で脱出し、韓国に入国した。統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は8日、政府ソウル庁舎で記者会見し、「亡命した人は男性支配人1人と女性従業員12人で、昨日(7日)国内に入ってきた」とし「その間、1、2人が個別に亡命した事例はあるが、同じ飲食店で働く従業員が一斉に入国したのは初めて」と述べた。
鄭報道官は「国際社会が北への制裁を強力に履行していて、海外にある北の飲食店が大きな打撃を受けている」とし「無理な上納要求などで相当な負担を感じたという(一部の脱北者の)言及があった」と説明した。続いて「脱北者らは韓国のテレビドラマ、インターネットなどを通じて我々の実状と北の体制宣伝の虚構性を知り、脱北を決心した」と伝えた。鄭報道官は「慣例上、脱出経路を明らかにするのは難しい」とし「第3国との外交摩擦などが懸念されるため」と説明した。
しかし情報当局の関係者は「脱北者は中国地方都市にある北の飲食店で働いていたと把握している」とし「中国から脱出し、東南アジアの近隣国を通じて韓国に来た。これは中国政府の許可なしには不可能」と伝えた。
高麗大の南成旭(ナム・ソンウク)教授(統一外交安保学部)は「中国が北飲食店従業員の脱出を認めた場合、これは非常に異例」とし「中国が北に対して取る圧力の一つと見ることができる。今後、朝中関係がさらに悪化する可能性もある」と述べた。
鄭報道官は「国際社会が北への制裁を強力に履行していて、海外にある北の飲食店が大きな打撃を受けている」とし「無理な上納要求などで相当な負担を感じたという(一部の脱北者の)言及があった」と説明した。続いて「脱北者らは韓国のテレビドラマ、インターネットなどを通じて我々の実状と北の体制宣伝の虚構性を知り、脱北を決心した」と伝えた。鄭報道官は「慣例上、脱出経路を明らかにするのは難しい」とし「第3国との外交摩擦などが懸念されるため」と説明した。
しかし情報当局の関係者は「脱北者は中国地方都市にある北の飲食店で働いていたと把握している」とし「中国から脱出し、東南アジアの近隣国を通じて韓国に来た。これは中国政府の許可なしには不可能」と伝えた。
高麗大の南成旭(ナム・ソンウク)教授(統一外交安保学部)は「中国が北飲食店従業員の脱出を認めた場合、これは非常に異例」とし「中国が北に対して取る圧力の一つと見ることができる。今後、朝中関係がさらに悪化する可能性もある」と述べた。
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