鄭夢準・大韓サッカー協会名誉会長(写真=中央日報DB)
鄭氏はこれに先立ち今月8日、FIFA倫理委員会の「資格停止6年」の処分が公開されると「調査非協力、倫理的態度のような曖昧な条項を適用して6年の制裁を加えたことは公平性を失ったもの」としながらFIFA本部があるスイス・チューリッヒ裁判所に懲戒の一時中断を要請した。
しかし、FIFAは20日、「チューリッヒ裁判所が『倫理委員会は手続き上、何ら問題を犯さなかった。個人の権利を侵害することもなかった』として鄭氏の要求を棄却した」という内容を骨子とする声明を発表した。
これに対し鄭氏は21日、報道資料で見解を明らかにした。「FIFAの妨害で会長選挙登録締切日までの私の候補登録は難しいものとみられる」としつつも「FIFA制裁の不当性を明らかにするためにスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する考え」と明らかにした。引き続き「FIFA会長選挙に出馬できなくてもサッカーを愛する者としてFIFAの変化のためにやるべきことをやっていく」と伝えた。
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