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「フォルクスワーゲン、不正確認時は販売禁止も」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
環境部が23日、米国でリコール命令が下されたフォルクスワーゲンとアウディの韓国国内で流通する4モデルを精密調査し強力な措置を取ると明らかにした。韓国販売車両で排出ガス不正が明らかになればリコール命令だけでなく、認証取り消しと販売停止もできるという。環境部はまた、これら4モデルに対する調査が終わり次第、韓国で販売中のすべてのディーゼル車に調査を拡大する計画だ。業界によると韓国では現在100モデル余りのディーゼル車が販売中だ。

国土交通部もこの日すでに燃費検査を終えたアウディの「A3」「A7」の燃費を再点検する方針を明らかにした。

環境部関係者は23日、「来月初めから4モデルを調査し、遅くとも11月末までには完了する。大気環境保全法に基づき、エンジンに任意装置が設置されていることが明らかになれば排気ガス認証を取り消し販売できないようにすることができる」と明らかにした。環境部は調査結果が出るのに1カ月程度かかるとみている。韓国政府の措置とは別に、フォルクスワーゲンコリア内部では「今年の商売は事実上難しいだろう」と悲観的な見方が出ている。同社関係者は、「顧客から抗議の電話だけでなく、今後リコールをするのかという問い合わせの電話が多く、今年の販売目標を達成できないのはもちろん、正常な営業活動も当分は難しそうだ」と話した。主力であるディーゼル車が問題になったという点でさらにそうだ。


フォルクスワーゲンコリアは今年に入り先月末まで2万4778台を販売し、韓国の輸入車市場で3位となる15.61%のシェアを占めている。アウディブランドの1万9972台、シェア12.58%まで合わせると、今年に入ってからの販売台数は4万4750台に上り、輸入車業界トップであるメルセデスベンツの販売台数3万561台を軽く上回る。

だが、フォルクスワーゲンコリアはリコールや払い戻しの方針はまだ決まっていないとの立場だ。フォルクスワーゲンコリアは「本社でエンジニアリングに対する調査結果が出され次第本社が決める方針に従う」とした。また「調査結果を消費者に透明に伝え、払い戻しやリコールに関する措置を取る」と付け加えた。





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