現代・起亜車の４－６月期の世界市場占有率が１－３月期に比べて大きく上昇したことが分かった。

２９日、現代・起亜車によると、同社はことし４－６月にグローバル市場で１９４万９０００台の車両を販売した。これは米国市場調査機関ＬＭＣオートモーティブが集計した世界の自動車需要２２１４万１０００台を基準として、８．８％の占有率となる。今年１－３月期の８．２％と比較して０．６％ポイント増加した。

現代車と起亜車は４－６月期にそれぞれ１２０万３０００台と７４万６０００台の販売実績を上げ、前期比それぞれ０．３％ポイント増加した５．４％、３．４％のグローバル占有率を記録した。


売上や営業利益など経営実績も反騰した。現代車の４－６月期の売上と営業利益は前期に比べてそれぞれ９．０％と１０．３％増加した。起亜車の売上と営業利益も前期比それぞれ１１．３％、２７．２％増えた。

現代・起亜車のグローバル占有率は昨年４－６月期に９．１％を記録した後、円安に伴う競争力の低下や中国市場の成長鈍化、新興市場の為替レート不安など経営環境が悪化しながら１－３月期には８．２％まで下落していた。