朴大統領が19日、仁川松島コンベンシアで開幕した「2015世界教育フォーラム」で、ソプラノ歌手チョ・スミさんの祝歌に拍手している。朴大統領は「それぞれの違いに対する理解と尊重をもとに生きる知恵を備えた世界市民に成長するよう、世界市民の教育の拡散を支援する」と述べた。左側から潘基文国連事務総長、朴大統領、ボコバ・ユネスコ事務局長、レイク・ユニセフ事務局長。(写真=青瓦台写真記者団)
潘事務総長はこの日の記者会見で「韓半島(朝鮮半島)の平和と安保は、国連事務総長として最も重要な課題の一つ」とし「韓半島で対話こそが唯一問題を解決する方法」と述べた。潘事務総長は外交通商部長官時代の2006年に開城工業団地を訪問したが、国連事務総長としては今回が初めて。
潘事務総長は21日午後、京畿道坡州(パジュ)都羅山(ドラサン)南北出入り事務所を通過し、京義線(キョンウィソン)陸路で開城工業団地に入り、企業を視察する予定だ。
潘事務総長の側近の金垣洙(キム・ウォンス)国連事務次長補は「開城工業団地が南北間協力の象徴的な事業ということで訪問することになった」とし「今回の訪問は潘事務総長の意思」と説明した。また、在任期間中の本格的な北朝鮮訪問に関し、「まだ雰囲気は成熟しておらず、現在のところ推進される計画はない」と述べた。
潘事務総長は自殺した成完鍾(ソン・ワンジョン)元京南企業会長との関係について「成会長とは忠清(チュンチョン)フォーラムの会員として何度か出席したことがあり、国内にいた頃はかなり会ったことがある」とし「成会長とは特別な関係ではなく、2人が座って(政治関連の)そのような議論をする仲ではない」と短く語った。続いて「国内の政治は韓国の発展のために献身しようと努力する人たちが国民の判断を受けて役割を果たすのが妥当だ」と述べ、国内政治に関与する考えがないことを表した。
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