日本の防衛相が、北朝鮮の基地への先制攻撃の可能性を示唆した。中谷元防衛相は17日、フジテレビの番組に出演して「北朝鮮が米国をミサイルで攻撃した後に追加発射を準備する場合は『集団的自衛権』を発動して北朝鮮の基地を攻撃できる」と話した。
日本国内で北朝鮮の基地に対する先制攻撃の必要性は2013年初めから台頭してきた。だが同年に発表した10カ年防衛計画「新防衛概要」からはずれ事実上は議論対象から除外されていた。先月発表した日米防衛協力のための指針(ガイドライン)でも「米国に向けたミサイルに対する迎撃」が言及されただけで「敵基地の攻撃」は対象外だった。それでも日本の防衛相が公開的に「敵基地の先制攻撃」を取り上げたのは異例だ。彼の発言は今後、日本政府が集団的自衛権行使の解釈の範囲を恣意的に広げる可能性があることを示したものと解釈されている。
◆安倍首相「電力難の時も自衛権発動」=日本の安倍晋三首相は18日、特定国家が攻撃を受けることによって日本で電力難が発生した場合は自衛権を行使できると明らかにした。安倍首相はこの日「国民生活に死活的な影響が生じた場合、わが国が武力攻撃にあった場合のような状況と同様の可能性がある」と話した。これは日本の原油輸送路である中東のホルムズ海峡が機雷で封鎖された場合、自衛隊を派遣する状況を想定した発言だと解説されている。
日本国内で北朝鮮の基地に対する先制攻撃の必要性は2013年初めから台頭してきた。だが同年に発表した10カ年防衛計画「新防衛概要」からはずれ事実上は議論対象から除外されていた。先月発表した日米防衛協力のための指針(ガイドライン)でも「米国に向けたミサイルに対する迎撃」が言及されただけで「敵基地の攻撃」は対象外だった。それでも日本の防衛相が公開的に「敵基地の先制攻撃」を取り上げたのは異例だ。彼の発言は今後、日本政府が集団的自衛権行使の解釈の範囲を恣意的に広げる可能性があることを示したものと解釈されている。
◆安倍首相「電力難の時も自衛権発動」=日本の安倍晋三首相は18日、特定国家が攻撃を受けることによって日本で電力難が発生した場合は自衛権を行使できると明らかにした。安倍首相はこの日「国民生活に死活的な影響が生じた場合、わが国が武力攻撃にあった場合のような状況と同様の可能性がある」と話した。これは日本の原油輸送路である中東のホルムズ海峡が機雷で封鎖された場合、自衛隊を派遣する状況を想定した発言だと解説されている。
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