水泳の英雄が薬物スキャンダルで崩れている。2014アジア競技大会の表彰台から降りる朴泰桓。(写真=中央フォト)
T病院の問題を問い詰めるのが「薬物ショック」の本質ではない。朴泰桓は昨年7月末に注射を打ち、ドーピングテストで摘発されたという事実を昨年10月、国際水泳連盟(FINA)から伝えられた。世界反ドーピング機関(WADA)はドーピング規定を破った選手の資格を最大4年間剥奪する。故意でなかったことを立証しても2年は出場できない。来年のリオデジャネイロオリンピック(五輪)への出場が難しくなった。責任を病院に転嫁するのが悔しさを訴える方法だと朴泰桓は判断したようだ。
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