世界的学者であるハーバード大学のマーク・シェルハーバード大教授が去る18日島国の特性などに対して説明している。シェル教授は先月、島の特徴や歴史などについて扱った『島しょ学(Islandology)』を出版した。
--今回『島しょ学(Islandology)』という本を出版したが、どんな学問なのか。
「言葉どおり島が持つ地政学的・歴史的な意味を研究する学問だ。これまで地理学者は本土(mainland)の反対概念として島を研究した。地理学者が言う島は、海に囲まれた土地の周りを船で完全にひと回りできる所を意味した。そして島の特性と共にこうした土地が本土と連結された時にどんな現象が起きるのかなども島しょ学の研究対象だった。しかし時間が経つ中で、歴史的に島が持っている役割と意味で学問の領域が拡大した」
--多くの人が島に魅了されるといったが、なぜそうなのだろうか。
「島という空間を考えてみてほしい。島は海という壁によって完全に遮断された空間だ。人々は外部の脅威から自由な場所という面で安定感を感じるようだ。海ほど完ぺきな壁がありうるだろうか。韓国の伝説に出てくる離於島(イオド)もそのような面がなくはない。死んだ漁夫が行くというこの島は、死後の幸福を象徴しているのではないだろうか。そのためか韓国にも島を素材にした映画や小説が多いという話を聞いた」
◆シェークスピア学び島の研究に関心
--比較文学専攻者が突然、島しょ学を研究した理由は。
「ウィリアム・シェイクスピアの代表作であり400年余り前に書かれた『ハムレット』を研究しながら島への関心が生まれた。もともと『ハムレット』はデンマークの説話を基礎にしているが、話が展開していた所は陸地だった。しかしシェークスピアは舞台をデンマークのシェラン島北東部にあるクロンボー城(作品ではエルシノア城として出てくる)に移す。もちろん島が持っている象徴性と空間的な効果のためだ。シェークスピアは島を作品の舞台で好んで使った。『ハムレット』のほかに主人公が暴風にあって島に漂流して起きる話を扱った『テンペスト』が代表的だ。このような作品を研究しながら島がどんな意味を持つのか好奇心が生まれた」
--英国・日本のような島国の特徴は。
「それほど巨大ではない島国の場合、多くの場所で海と簡単に接することができる。古代ギリシャの島しょ国とともに英国・日本もこれに該当する。このような国は相対的に外の世界への進出に対して自由な思考を持つ。そのためか本土国家に比べ相対的に攻撃的になりやすい。特に英国・日本は過去数世紀にわたり帝国主義を目指してきたという共通点を持っている。このような島しょ国は海によって閉鎖された地理的条件のためか、伝統的に自分たちの境遇について不幸だと思う傾向があるようだ。こうした指向はもちろん肯定的な方向で発現したりもする。他国に比べて造船業に多くの精を尽くし、この分野で大きな業績を出してきたのもその1つだ。マーシャル・シャリンのような学者は島国の国民の場合、相対的に高い移動性(mobility)で新しい文物を学ぶのに有利だと主張もした」(中央SUNDAY第406号)
「韓国の造船業発達は分断後に島ではない島になったため」(2)
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