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<韓・ASEAN>「良い成長は不平等減らす…知識産業育つ環境を作れ」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

11日釜山(プサン)BEXCOで開かれた韓国・東南アジア諸国連合(ASEAN)最高経営責任者(CEO)サミットで、ニューヨーク大学のポール・ローマー(Paul Romer)教授(写真左)と朴容晩(パク・ヨンアン)大韓商工会議所会長が対談を行った。(写真=大韓商工会議所)

「良い成長は、不平等を減らす」

ポール・ローマー(Paul Romer)ニューヨーク大学経営大学院教授(59)は、成長理論の大家らしく成長を強調した。11日、釜山(プサン)BEXCOで開かれた韓国・東南アジア諸国連合(ASEAN)最高経営責任者会議(CEOサミット)からだ。ただしローマー教授が強調する成長は、一部の既得権層が果実を享受するのではなく、社会的弱者に利益になる成長をいう。それで「良い成長」だ。彼は「より多くの機会と挑戦が可能な条件を作る過程で、こうした良い成長が実現する」と話した。

韓国の経済・社会についてローマー教授は「韓国は今、転換期にある」として「新たな実験を試み、新たな戦略を作ることが成長の推進力になりうる」と強調した。彼はまた「今まで(韓国の)成長政策は政府主導、重化学工業中心に進められた」として「これからは民間市場から知識産業が育つように環境づくりをすべき時」と助言した。


ローマー教授は伝統的経済学で提示した生産の3要素(土地・労働・資本)の代わりに人・アイデア・材料(things)を新たな3要素として提示した人物だ。技術革新によって持続成長が可能だという新しい成長理論で注目を浴びた。講演後、時間を作ったローマー教授の「ティータイム」は朴容晩(パク・ヨンアン)大韓商工会議所会長が同席した。朴会長はCEOサミットの開会の辞で「韓国とASEANの企業家がこの時代に必要な企業家精神と革新で武装して、新しい躍動性を見出して世界の要請に応えなければならない」と話した。以下は対話内容。

--韓国に依然として成長は必要なのか。

ポール・ローマー教授(以下、ローマー)=「韓国はほかの国に成長経験を伝えなければならない立場だ。だが追撃成長戦略によって先進国レベルに近接する瞬間、成長が鈍化する。韓国もその時がきた。先進国グループに入るには経済構造の変化が必須だ。知識産業、実験的な試みのような新しい戦略が韓国経済をさらに一段階飛躍させる要素になるだろう」

朴容晩(以下、朴)=「農業中心から製造業・サービス業中心の経済体制になった。これからは知識中心、高付加価値産業に企業の力量が集中するだろう」



<韓・悂SEAN>「良い成長は不平等減らす…知識産業育つ環境を作れ」(2)

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