平壌(ピョンヤン)はさらに憂鬱だ。国連で始まった国際社会の高強度人権圧迫が金正恩(キム・ジョンウン)を含む北朝鮮最高指導部を正面から狙っている。北朝鮮は国連総会期間中に李洙ヨン(イ・スヨン)外相を送り総会第3委員会の北朝鮮人権決議案採択を防ごうと彼らなりのありったけの力をふりしぼったが人権決議は総会を経て安保理回付まで行くコースを踏んでいる。中国とロシアの拒否権行使で国際刑事裁判所(ICC)回付だけは防げても彼らの人権問題が国際政治の主な議題に上がったことは不快だ。
金正恩の特使として労働党秘書の崔竜海(チェ・ヨンヘ)が11月17~24日ロシアを訪問したことは憂鬱なモスクワとさらに憂鬱な平壌の熱い抱擁だ。崔竜海はモスクワで丁重な接待を受けた。プーチン大統領に会ったことからロシアの特別な北朝鮮への配慮と考えられる。崔竜海が持ってきた金正恩の親書も大統領秘書室や外務省を通じずにプーチンに会って直接伝達した。北朝鮮が最も聞きたい言葉はセルゲイ・ラブロフ外相の口から出た。「国際機関が裁判・検察官になってはいけない」。
【コラム】憂鬱なモスクワと平壌の抱擁(2)
金正恩の特使として労働党秘書の崔竜海(チェ・ヨンヘ)が11月17~24日ロシアを訪問したことは憂鬱なモスクワとさらに憂鬱な平壌の熱い抱擁だ。崔竜海はモスクワで丁重な接待を受けた。プーチン大統領に会ったことからロシアの特別な北朝鮮への配慮と考えられる。崔竜海が持ってきた金正恩の親書も大統領秘書室や外務省を通じずにプーチンに会って直接伝達した。北朝鮮が最も聞きたい言葉はセルゲイ・ラブロフ外相の口から出た。「国際機関が裁判・検察官になってはいけない」。
【コラム】憂鬱なモスクワと平壌の抱擁(2)
この記事を読んで…