オバマ米大統領が2009年5月、ジェイコブ・ズマ南アフリカ大統領当選者に当選の祝賀電話をする前に、当時国家安保会議(NSC)秘書室長だったマーク・リパート(写真右)と通話内容について相談している。(写真=ホワイトハウス)
オバマ大統領の政治的師匠であるトム・ダシュル上院議員室で働いたリパート大使は2005年、オバマ議員室に移って大統領とのつながりができた。リパート大使は以後イラク・ロシア・ケニアなどをオバマとともに行き来して外交安保の核心参謀として位置づけられた。ウォーターゲート事件を暴いた主役のボブ・ウッドワード氏は著書『オバマの戦争』で、「選挙運動の時から国家安保の最側近諮問の役割がデニス・マクドナー(現ホワイトハウス秘書室長)とマーク・リパート」として「マイケル・ヘイデン中央情報局(CIA)局長側が(オバマ大統領当選者と会うために)マクドナーとリパートに接触した際、2人は『将軍(ヘイデン局長)には心配ないと伝えなさい。連絡を差し上げる』といった」と記述した。
オバマ大統領が「長年の友人」と呼ぶリパート氏…韓米外交界で再び話題に(2)
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