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<アジア大会>サッカー韓国代表、幸運の組に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2014仁川(インチョン)アジア競技大会の球技種目に出場する韓国代表は全体的に無難な組み合わせとなった。

仁川アジア競技大会組織委員会が21日、仁川ハーバーパークホテルのグランドホールルームで開催したアジア競技大会団体10種目(サッカー・バスケット・バレーボール・ハンドボール・ラグビー・セパタクロー・水球・カバディ・バドミントン・体操)の組み合わせ抽選の結果、球技種目が1次リーグで優勝候補の強豪を避けた。

最も大きな関心を集める男女サッカーは幸運に恵まれた。28年ぶりの金メダルに挑戦する韓国男子はA組でマレーシア・サウジアラビア・ラオスと対戦する。中東の強豪サウジアラビアと同じ組だが、マレーシアとラオスの実力が劣るうえ、組2位まで16強に進出できるため、負担は少ない。16強でぶつかるB組もウズベキスタン・香港・バングラデシュ・アフガニスタンであるため、8強入りする可能性が高い。


イ・グァンジョン監督(50)は「組み合わせは悪くない。日本・イラク・クウェートなど優勝候補がD組に集まったのも我々には有利」と述べ、満足感を表した。北朝鮮は中国・パキスタンなどと同じF組となった。

チ・ソヨン(23、チェルシーレディース)を前面に出して初優勝に挑む韓国女子サッカー代表もタイ・インド・モルディブなど弱体とA組に入った。一方、2010年広州大会優勝の日本とアジア最強の中国が入ったB組は序盤から激戦が予想される。ユン・ドクヨ監督は「結局は中国・日本・北朝鮮との優勝争いになる。代表入りが不発となったエースのパク・ウンソン(28、ロシヤンカ)の空席は残りの選手が分けて埋めるだろう」と話した。

バスケットとハンドボールもスタートがよい。韓国男子バスケット代表はヨルダンおよびモンゴル・香港・クウェート・モルディブのうち1チームと1次リーグを行う。中国・イラン・フィリピンなどの強豪とは決勝トーナメントでぶつかる。女子は3試合だけで優勝が可能だ。モンゴル・香港・カザフスタン・ネパール・カタールのうち1チームと準々決勝を行った後、日本-インド戦の勝者と準決勝で対戦する。

ハンドボールは韓国女子が中国・タイ・インドなど格下の相手とA組に入り、男子も強豪のカタールを避けた。

バレーボールは男・女で明暗が分かれた。韓国男子はA組でカタール・カザフスタン・台湾など無難な相手と対戦し、ライバルの日本(B組)・イラン(C組)・中国(D組)をすべて避けた。しかし世界ランキング10位の女子は世界ランキング4位の日本、12位のタイなどと早くから対戦することになり、厳しい展開が予想される。日本とタイが同じ期間、イタリアで開催される2014世界女バレーボール選手権大会(9月23日-10月12日)に出場する予定というのが変数だ。両国が世界選手権を優先すれば、アジア競技大会にはやや実力が劣る選手を送り出す可能性があり、韓国に有利となる。



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