28日午前、全羅南道長城郡三渓面(チョンラナムド・チャンソングン・サムゲミョン)の「孝実践愛の分かち合い療養病院」の別館2階廊下に、焼けたベッドやいすなどが煩雑に置かれていた。廊下の両側に死傷者が出た病室があり、廊下の一番奥が火災の発生した多目的室だ。この事故で有毒ガスによる窒息などで21人が亡くなり、7人が負傷した。
療養病院のうち評価認証を受けたのは255カ所で、全体の20%にすぎない。申請病院の中で脱落したところは1カ所もない。孝愛療養病院は最初に認証を受けた病院に含まれていたが、にもかかわらず大型火災惨事が発生したのだから、ほかの病院への不安が大きくならざるをえない。
<韓国療養病院火災>政府認証の病院で惨事…「認知症の病棟は別管理を」(2)
この記事を読んで…