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【コラム】アジア最大の格安航空会社が参入してくるのに=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今年で韓国の格安航空は10年目になる。最近までは、これまで蓄積されてきたノウハウで競争的に国際市場に参入し、昨年は5社の格安航空会社(LCC)はいずれも黒字を記録した。しかし外国のLCCと、料金やスケジュールで勝負しなければならない本格的な競争はこれからだ。現在、東南アジア拠点のLCCは、安いコスト構造で潜在的な競争力の面で韓国内の航空会社とは比較にならない。国内の航空会社がサービスで競争の突破口を見出すしかない状況だ。

アジア地域の最大LCCであるエアアジアは最近、韓国に航空会社をつくる準備をしている。マレーシアを拠点にすでに80機余りの航空機を運営しているこの会社は、現在注文している航空機だけでも300を超える。韓国にも進出すればタイやインドネシア・フィリピン・インドに続き5番目の子会社となる。

エアアジアは、拠点の東南アジア市場で競争が激しくなると北東アジア地域に目を向けてきた。2012年には「エアアジアジャパン」を設立したが、日本の高い物価と高コスト構造のため1年で合資法人を解散した。失敗を経験とみなし、北東アジア市場の拠点確保のために標的にしたのがまさに韓国だ。国営航空会社を相手にしなければならない中国よりも韓国市場を選んだのだ。






【コラム】アジア最大の格安航空会社が参入してくるのに=韓国(2)

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