22日、令状実質審査を終えた韓国旅客船セウォル号の機関長P(54)、1等航海士のK(42)とS(34)らは「救助に努めた」と話した。だが、当時の写真を確認した結果、彼らの話はウソだった。
16日午前、セウォル号が50~60度に傾いている中で船員が真っ先に脱出、木浦(モクポ)海洋警察所属の警備艇(100トン級)に乗り込んでいる様子が確認された。この瞬間にも400人に近い乗客が依然として船内に閉じ込められていた。船員は操舵室のすぐそばにある14艇の救命艇に触れようともしなかった。
この救命艇は海洋警察が海に投げた。また、船員は無線機を持っていた(小さい写真の赤丸で囲んだ部分)。合同捜査本部は、この無線機を通じて船員同士が状況を共有しながら脱出を図ったことについて捜査している。
【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故
16日午前、セウォル号が50~60度に傾いている中で船員が真っ先に脱出、木浦(モクポ)海洋警察所属の警備艇(100トン級)に乗り込んでいる様子が確認された。この瞬間にも400人に近い乗客が依然として船内に閉じ込められていた。船員は操舵室のすぐそばにある14艇の救命艇に触れようともしなかった。
この救命艇は海洋警察が海に投げた。また、船員は無線機を持っていた(小さい写真の赤丸で囲んだ部分)。合同捜査本部は、この無線機を通じて船員同士が状況を共有しながら脱出を図ったことについて捜査している。
【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故
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