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走行中にエンジン停止するGM、10年間隠ぺい…トヨタリコール当時とは違い遅い対応

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

GMシボレーコバルト2005年型

ゼネラルモーターズ(GM)のリコール事態が膨らんでいる。今度は米国自動車規制当局とGMが問題の自動車の欠陥を黙殺したという主張が提起された。

米高速道路交通安全局(NHTSA)は過去11年間、GMの自動車が走行中にエンジンが停止するという消費者の申告を160件以上も受けたが、その度に調査を拒否したと、ニューヨークタイムズ(NYT)が9日(現地時間)報じた。

NYTによると、運転者は2003年2月以降、月平均2件以上「走行中にエンジン停止で深刻な危険が懸念される」と申告をした。にもかかわらずNHTSAは安全調査を実施する証拠が足りないとして棄却した。


GMは先月中旬、点火スイッチの問題を確認した。世界的に販売されたシボレーコバルトやポンティアックG5モデルなど160万台をリコールすることにした。突然のエンジン停止とエアバッグ未作動は死亡13人と衝突事故31件と関係がある。

このためNHTSAは2010年トヨタ自動車リコール問題当時とは違い、対応が遅いという指摘が避けられないと予想される。トヨタは当時、急加速問題のために数百万台をリコールした。リコール決定が遅れたとして罰金4880万ドルを科した。米国運転者の集団訴訟があり、合意金として11億ドルを支払わなければならなかった。

GMがNHTSAに提出した資料によると、GMの幹部はすでに2004年に点火スイッチ関連の欠陥があることを知っていたことが分かった。

GMのバーラ最高経営責任者(CEO)は10年近く欠陥を放置した理由について内部調査に入った。韓国GMも国内市場で販売した2007年産スポーツカーG2X(サターンスカイ) 60台をリコールすることにした。韓国GM側は「国土交通部と関連の議論をした後、該当車の所有者に細部リコール内容を伝える予定」と述べた。



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