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「日本から輸入した生活用品、放射能汚染は人体に無害な数値」=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

先月28日に開かれた大韓放射線防御学会冬季ワークショップで米国の放射線専門家ジョン・フレイジャー博士が福島の管理現況について発表している。(写真=大韓放射線防御学会)

2011年3月11日、地震と津波が日本の東北地方を襲い、福島第1原子力発電所の災害が始まった。日本政府は放射能汚染がソ連のチェルノブイリ事故と同水準の最高危険段階であるレベル7であることを発表し復旧作業を開始した。隣国の災害は韓国にも恐怖として忍び寄った。そして3年が流れた。依然として真偽のわからない放射能をめぐる怪談が飛び交い、日本製の食品や生活用品に対する不信と懸念があふれている。果たして危険水準はどの程度なのだろうか。福島原発事故発生から3年を迎え内外の放射線専門家らが集まり、日本の放射能管理現況と安全性に対する議論が行われた。先月28日に忠清南道扶余(チュンチョンナムド・プヨ)で開かれた大韓放射線防御学会冬季ワークショップを取材した。

◇福島、放射性物質は減少または非検出

ある人は福島を「死の地」と呼ぶ。日本の国土の70%が放射線に汚染されたといううわさも飛び交う。だが、この日の発表者は相反した意見を出した。元米国保健物理学会会長のジョン・フレイジャー博士は福島の管理現況と安全性に対し肯定的な見方を明らかにした。フレイジャー博士は、「1月23日に国際原子力機関(IAEA)が発表した日本全域の環境モニタリング結果によれば、現在福島原発の放射性物質はしっかり統制されている。原発に隣接した一部制限地域だけで放射線汚染が確認された」と説明した。事故当時に流出した放射性物質であるセシウム134・137は大幅に減った。セシウム134は初期放出された量の35%が減少した。ヨウ素131はすべての地域で検出されなかったということだ。


韓国原子力医学院のチン・ヨンウ博士もやはり「福島原発事故による放射線被ばく水準は人体への危険を決定する基準値より低く懸念するほどではない」と主張した。韓国原子力医学院によると事故後に日本に短期・長期滞在した327人を放射線非常診療センターで検査した結果、特異異常者は1人もいなかった。チン博士は、「実際に東京の放射能数値はソウルの半分程度だ。一般人の出入りを統制する事故周辺地域を除いては日本訪問や居住にともなう放射線リスクはない」と話した。





「日本から輸入した生活用品、放射能汚染は沐体に無害な数値」(2)

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