韓国とブラジルワールドカップ（Ｗ杯）本大会で対戦するＨ組の相手国が戦力を表した。本大会開幕まで１００日を控えて行われた強化試合で負けたチームはなかった。

韓国と本大会で対戦するロシアは６日午前（日本時間）、ロシア・クラスノダールでアルメニアと対戦し、２－０で勝った。前半２１分にアレクサンドル・ココリン（ディナモ・モスクワ）が先制ゴールを決め、前半４３分にドミトリ・コムバロフ（スパルタク・モスクワ）のＰＫで追加点を挙げ、完勝した。後半に追加点はなかったが、シュート数１５－７、有効シュート数７－３など記録上でも全体的に優勢だ。ロシアは最近のＡマッチ７試合で５勝２分けと負けなし。

本大会第２戦の相手アルジェリアもスロベニアに２－０で完勝した。アルジェリアは高いボールキープ率と中盤の動き、速い攻撃でスロベニアを圧倒した。アルジェリアは前半ロスタイムにエル・アルビ・スダニ（ディナモ・ザグレブ）が先制ゴールを決めた後、後半１０分にサフィル・タイデル（インテル・ミラノ）の追加点で勝負を決めた。タイデルはこの日、スダニのゴールもアシストし、１得点・１アシストと活躍した。


一方、Ｈ組で最も戦力が高いベルギーは２得点する攻撃力を見せながらもコートジボワールと引き分けた。ベルギーは前半１７分にマルアン・フェライニ（マンＵ）、後半６分にラジャ・ナインゴラン（ＡＳローマ）がゴールを決め、２－０とリードした。しかし後半２９分にディディエ・ドログバ（ガラタサライ）、後半ロスタイムにマックス・グラデル（サンテティエンヌ）に同点ゴールを許し、引分けに満足しなければならなかった。ベルギーは最近のＡマッチ４試合で２敗２分けと不振が続いている。