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屈辱を味わった韓国サッカー、どうしてこんなことになってしまったのか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が次期韓国代表監督に就任する可能性が高まっている。しかしサッカー協会の監督選任過程がまた滑らかに進んでいない。メディアが次期監督に洪明甫氏を取り上げた後、技術委員会が招集された。写真は去年7月のロンドンオリンピック前に行われた練習での洪明甫監督のシルエット。[中央フォト]

ホームでライバルのイランに敗れながらも、ようやくブラジルワールドカップ(W杯)本大会進出を決めた「チェ・ガンヒ・サッカー」に批判があふれている。イラン監督は試合が終わった後、韓国ベンチに向けて拳を突き上げた。韓国サッカーは屈辱を味わった。

韓国サッカーがこうなったのは偶然だろうか。振り返ってみると、チェ監督の選任は最初から間違っていた。サッカー協会は2011年12月、趙広来(チョ・グァンレ)監督を突然解任した。特定メディアを通じて先に更迭が報道され、苦労したが、監督を選任する過程も滑らかでなかった。全北現代に残ることを希望するチェ監督を筆頭候補とし、当時の趙重衍(チョ・ジュンヨン)サッカー協会会長が自ら動いた。趙会長は現代サッカーチーム出身の忘年会でチェ監督と焼酒5本を一緒に飲んだ後、「韓国サッカーが大変な時に、腕組みして眺めていれば男でない」と説得した。チェ監督は渋々、「本大会進出が決まれば全北に戻る」という条件をつけて承諾した。

代表チームの監督選任は一国のサッカーの方向を決めるのと変わらない。しかしサッカー協会は重要な決定を即興的に行なってきた。韓国は許丁茂(ホ・ジョンム)-ヒディンク(02年韓日W杯)、コエーリョーアドフォカート(06年ドイツW杯)、ファーベック-許丁茂(2010年南アフリカW杯)と、選手を入れ替えるように監督を交代してきた。日本はW杯を周期に4年に1回ずつ監督を選び、よほどの理由がなければ交代しない。


“時限付き監督”は誤解と不信の出発点となった。チームが順調な時は問題ないが、危機が近づくと副作用は予想以上に大きかった。選手の間では「どうせ本大会では別の監督が来る」という安逸な雰囲気が広まった。全北に戻るという言葉のため、「李東国(イ・ドングク)や鄭仁煥(チョン・インファン)ら全北選手をかわいがっている」という誤解も招いた。国内組と海外組の溝が深まり雰囲気もおかしくなった。

6月に行われたW杯最終予選3連戦で、チェ監督は朴主永(パク・ジュヨン)、具滋哲(ク・ジャチョル)、奇誠庸(キ・ソンヨン)ら一流選手を除いた。技術が優れた選手よりもチームの雰囲気が重要だという原則だった。「チームが優先」というチェ監督の言葉は正しいが、優秀な選手を団結させるリーダーシップは見えなかった。

チェ監督にはW杯本大会まで眺める余裕がなかった。目の前に勝利にこだわり、ベストイレブンを決められず、最後まで実験を繰り返した。特にチームワークが重要なフォーバッグの守備は毎試合構成が変わるほど安定感を得られなかった。結局、チェ・ガンヒ・サッカーは「ハーフラインを越えればゴール前にボールを浮かせて得点を狙う40年前のサッカーに回帰した」という批判を受けた。

ところがサッカー協会がまた試行錯誤を繰り返すのではという懸念の声が出ている。あるインターネットメディアが「洪明甫次期監督に確定」という記事を出すと、一歩遅れて技術委員会が要式的に招集されるのは正常な状況ではない。来月20日に開幕する東アジア選手権に合わせて監督選任を急ぐのはよい。しかし鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長を含む数人の首脳部の意中に合わせてショッピングをするように選んではならない。立派な監督を選んで後押しするには、サッカー協会が今の韓国サッカーに必要なリーダーシップとビジョンが何かについて悩む必要がある。選任手続きも透明かつ公正ではなければならない。

チェ監督が引き受けた1年6カ月間、韓国サッカーは後退と軌道修正で時間を浪費した。“失われた18カ月”を繰り返さないためには、チェ催監督の失敗から学ばなければならない。

パク・リン文化スポーツ部門記者



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