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「韓国か、日本か…複合リゾート投資は韓国政府の政策しだい」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

アラン・フェルドマンMGMリゾートインターナショナル副社長

「韓国か、日本か、投資は韓国政府の意志にかかっている」。

アラン・フェルドマンMGMリゾートインターナショナル副社長はこの3年間、韓国各地を回った。世界最大リゾート会社の一つ、MGMで海外投資業務を担当しているフェルドマン氏にとって韓国は魅力的な国だ。多数の中国旅行客を誘致できる立地条件に加え、BIGBANG・少女時代のようなK-POPスターまで…。ホテル、コンベンションセンター、カジノ、巨大商業施設に公演会場まである複合リゾートを建設するのに完ぺきな条件が整っているからだ。

投資を検討するため韓国を訪問したフェルドマン氏に26日、ソウル小公洞のウェスティン朝鮮ホテルで会った。対話は2日前にあったMGMのライバル企業サンズの日本投資の話で始まった。サンズのシェルドン・アデルソン会長は24日、日本で記者会見を行き、「100億ドル投資」を発表した。翌日の25日にはMGM会長がこれに負けじと「50億-100億ドル」の投資の意向を表したところだ。


フェルドマン氏はMGMの投資計画を尋ねると、変わった日本の市場環境から説明し始めた。日本の自民党などは2020年東京オリンピック(五輪)に向けて「五輪特需」を高めるため、カジノを含む複合リゾート建設を推進することにし、昨年12月に関連法案を政府に提出した。この法によると、1年以内に政府が実施法案を作り、すぐに“市場”が開かれるというのが骨子だ。

日本に大規模な投資をする場合、韓国投資の可能性は低下するのかと尋ねると、フェルドマン氏はこのように答えた。「日本と韓国はともにそれぞれの強みがあるが、どこの国がより先駆的に複合リゾート開発事業政策を出すかによって(投資に)大きな差があるだろう」。

フェルドマン氏は「韓国に投資する準備はできているが、問題は政府の意志」とし「複合リゾート開発で創出される雇用、観光産業の効果は数百億ドル規模になるだろうが、政府がどれだけの経済効果を目標にするかによって異なる」と話した。「韓国政府が2017年までに1600万人の観光客を誘致するというが、“どのように”誘致するのか、そして3000万人を誘致するのにどれほどかかるのか、複合リゾートを建設すればどれほどこれを操り上げることができるのかを判断しなければいけない」という説明も付け加えた。

フェルドマン氏は「結局、観光産業の成否は経済政策が核心」と強調した。



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