南北の次官級当局者が出席する高官協議が12日午前10時に板門店(パンムンジョム)で開かれる。統一部の金義道(キム・ウィド)報道官は11日午後の緊急会見で、「韓国側からは金奎顕(キム・ギュヒョン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室第1次長が首席代表、北朝鮮側から元東淵(ウォン・ドンヨン)労働党統一戦線部副部長(次官級)が団長として参加する」と明らかにした。韓国側代表団には青瓦台と統一部、国防部関係者が含まれ、北朝鮮側は統一戦線部と国防委員会関係者が出る。場所は板門店の韓国側会議施設の平和の家。
今回の当局接触は今年に入り対南平和攻勢を広げてきた北朝鮮が先に提案し電撃的に合意に至ったというのが韓国政府の説明だ。金報道官は、「土曜日の8日に板門店の連絡官チャンネルを通じ北朝鮮が会談を提案してきた。南北間で会談首席代表の格と日程、場所などについての協議が行われてきた」と話した。韓国側首席代表から異例の青瓦台関係者が出たことに対しては、「北朝鮮が青瓦台関係者の参加を要請してきたため」と説明した。
高官級当局対話は朴槿恵(パク・クネ)政権になって初めて。北朝鮮は今回対南主務官庁である統一戦線部の有力者である元東淵副部長を団長として派遣すると伝えてきた。不必要な会談首席代表の格をめぐる議論を避け、青瓦台関係者が主導する韓国側代表団と実質的な対話を引き出すためのものという肯定的評価も政府の一部から出ている。韓国側から金奎顕第1次長が、北朝鮮から閣僚級に相当する元東淵副部長が会談実務者として出ることに対し、朴槿恵大統領と金正恩(キム・ジョンウン)第1書記間の代理交渉の性格があるとの解釈も出ている。
韓国政府は会談で南北関係の懸案全般について議論するという立場だ。ある当局者は「事前に議題を調整する物理的時間がなかった。韓国側は20日から金剛山(クムガンサン)で開かれる離散家族再会行事の円満な進行などを主要議題として提起することになるだろう」と話した。北朝鮮は24日に始まる韓米合同軍事演習の中止と金正恩第1書記が先月の新年辞で明らかにした対南平和攻勢と関連した履行策を出すことが予想される。
今回の当局接触は今年に入り対南平和攻勢を広げてきた北朝鮮が先に提案し電撃的に合意に至ったというのが韓国政府の説明だ。金報道官は、「土曜日の8日に板門店の連絡官チャンネルを通じ北朝鮮が会談を提案してきた。南北間で会談首席代表の格と日程、場所などについての協議が行われてきた」と話した。韓国側首席代表から異例の青瓦台関係者が出たことに対しては、「北朝鮮が青瓦台関係者の参加を要請してきたため」と説明した。
高官級当局対話は朴槿恵(パク・クネ)政権になって初めて。北朝鮮は今回対南主務官庁である統一戦線部の有力者である元東淵副部長を団長として派遣すると伝えてきた。不必要な会談首席代表の格をめぐる議論を避け、青瓦台関係者が主導する韓国側代表団と実質的な対話を引き出すためのものという肯定的評価も政府の一部から出ている。韓国側から金奎顕第1次長が、北朝鮮から閣僚級に相当する元東淵副部長が会談実務者として出ることに対し、朴槿恵大統領と金正恩(キム・ジョンウン)第1書記間の代理交渉の性格があるとの解釈も出ている。
韓国政府は会談で南北関係の懸案全般について議論するという立場だ。ある当局者は「事前に議題を調整する物理的時間がなかった。韓国側は20日から金剛山(クムガンサン)で開かれる離散家族再会行事の円満な進行などを主要議題として提起することになるだろう」と話した。北朝鮮は24日に始まる韓米合同軍事演習の中止と金正恩第1書記が先月の新年辞で明らかにした対南平和攻勢と関連した履行策を出すことが予想される。
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