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【寄稿】日本、だれと戦うというのか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
日本の右翼は地域平和を脅かす大きな憂患だ。第2次世界大戦後に形成された国際秩序に挑戦するなど歴史の水車を逆に回そうとしている。昨年末に安倍晋三首相は世の中の人たちの引き止めにもかかわらず、自分勝手に靖国神社参拝を強行し国際社会のひんしゅくを買った。遺憾なことは日本の右翼執権勢力が誤りを認めずあちこちで狡猾な弁明を並べ立てているという点だ。靖国神社参拝が「国のために身を捧げた人に敬意を表わしたもの」とか、「韓中国民の心を傷つける考えはない」などの話がそうだ。このような詭弁は説得力がない。誤りは覆い隠そうとするほどさらにあらわになり消そうとするほどさらに黒く変わる。

日本の村山富市元首相は「村山談話」を固守することだけが他国の信任を得られる方法だと話す。深い響きを与える。日本はひたすら歴史を鏡として未来に進む時に近隣諸国との関係を改善することができる。日本の右翼がこうした心からの忠告に耳を傾けず強情を張り続けるならば、これはアジアと世界だけでなく結局は自身すら害することになる。

日本の右翼勢力は最近陰湿な下心を持ってその矛先を中国に向けている。安倍首相が今年ダボス会議に参加し現在の日中関係を過去に戦争に進んでしまった第1次大戦以前の英国とドイツの関係に例えたのが良い例だ。安倍首相は中国が軍事力を拡張していると主張する。駐韓日本大使館所属を含めた日本の外交官らは各国メディアに文を発表し、インタビューをする形式で、靖国神社参拝と慰安婦問題などに対しあらゆるこじつけの主張を広げながら、一方では中国が地域の安全を脅かしているというぼけた話をまくしたてている。黒と白をひっくり返しながら世論を誤導する行為は高尚でない。人の憤怒を誘う。

【寄稿】日本、だれと戦うというのか(2)

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