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寒さの次はスモッグ…韓国では最近「三寒四塵」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

17日午後1時、ソウル新堂洞のメボン山から眺めた聖水(ソンス)大橋。この日、ソウルは中国発のスモッグで覆われた。

中国発のスモッグが空を覆った17日。ソウル・仁川(インチョン)・京畿(キョンギ)地域では超粒子状物質(PM2.5)注意報が発令された。警報制の施行後、注意報の予備段階が発令されたことはあるが、注意報が実際に発令されたのは今回が初めて。この日正午ごろソウルのPM2.5濃度は1立方メートルあたり99マイクログラムだった。2015年から施行予定の24時間環境基準値(50マイクログラム)の倍まで上がった。

粒子状物質(PM10)濃度も大きく上昇した。ソウルなど首都圏で一日平均値がPM10予報段階で「悪い」(121-200マイクログラム)に該当した。「悪い」段階では、呼吸器・心血管系患者や高齢者は無理な室外活動を避けるのがよい。

三寒四温が比較的明確なこの冬、酷寒と大雪はなかったが、その代わり中国発スモッグが猛威を振るっている。三寒四温とともに「三寒四塵」という現象が生じているのだ。


実際、ソウルの場合、大陸高気圧が拡張し、冷たい北西風が吹いた日は空が澄んでいた。一日の平均気温が氷点下に落ちれば、粒子状物質の濃度も年間基準値を下回った。一方、大陸高気圧が弱まり、一日の平均気温が0度以上になる日には中国発スモッグが西風に乗って飛来し、韓半島の空を覆った。18日昼からは風が吹き、中国発スモッグも消えるが、日曜日は寒くなる見込みだ。



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