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予算決算委「独島予算166億ウォン増額」…実は西海予算含む

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
国会の予算決算特別委員会が「独島(ドクト、日本名・竹島)関連予算が大幅に削られた」という主張に「でたらめ」な釈明をしたことが明らかになって論議がおきている。

予算決算委は1日、外交部が要請した「独島の領有権強化事業」予算を政府案(42億3500万ウォン)よりも6億ウォン増額した48億3500万ウォン(約4億8205万円)と決めた。政府案よりも増えたが、予算案を審査した外交統一委員会が議決した26億ウォンよりも20億ウォン減った。これに対し予算決算委が、予算を立ち遅れて処理しながら独島予算を減らしたという非難の世論が起きた。特に日本が独島関連の「領土問題対策費」の名目で韓国の2倍を超える10億円を編成したと分かり、非難が強まった。

すると予算決算委は2日、説明資料を出して「独島入島支援センター設置など他の3事業に追加で160億ウォンを反映することにした」として「全体の独島予算は政府案よりも166億ウォン増額された」と明らかにした。その一方で具体的項目は明らかにしなかった。確認の結果、予算決算委が提示した増額予算は▼独島入島支援センター30億ウォン(新規)▼西海(ソヘ、黄海)海洋科学基地設置126億ウォン(新規)▼東海最適位置調査費20億ウォン(新規)など176億ウォンだった。この上、科学基地研究予算10億ウォンが減って独島予算の増額分が166億ウォンという主張だった。


しかしこのうち2事業は、独島とは関係がないと確認された。海洋水産部関係者は「西海海洋科学基地事業がなぜ独島関連なのか。情けない」として「この事業は台風に関連した海流影響を把握するために西海岸に科学基地を設置しようとする目的」と反論した。東海最適位置調査費についても「独島とは関係がない」と話した。



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