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力道山死去から50年、日本では追慕ムードに

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

力道山。

日本のプロレス界の伝説的英雄である力道山(本名・金信洛)の死から15日で50周年を迎えた。

日本のメディアが先を争って特集記事を掲載するなど日本列島が追慕ムードに包まれている。東京新聞は空手チョップで外国人レスラーを次々と倒す力道山の姿は戦後日本の大衆に夢と希望を提供したと回顧した。朝日新聞も「不滅のヒーロー」という記事で「今も多くの人たちを魅了し続けている」と称賛した。

1924年に咸鏡南道(ハムギョンナムド)で生まれた力道山は韓国相撲のシルムの選手として活躍し、39年に日本に渡り相撲を始めた。51年にプロレスに転向した後、ヘビー級チャンピオンとなり世界を制し日本プロレスの歴史を書いていった。はるかに体が大きい米国人選手たちを制圧する場面がテレビで生中継され日本の国民的英雄になった。63年12月8日に暴力団組員とのけんかで腹部を刺され、1週間後の15日に39歳で生涯を終えた。


産経新聞は、力道山が63年に韓国を極秘訪問し、板門店(パンムンジョム)を訪れ上半身裸になり家族が残っている北の空に向かって絶叫したというエピソードを紹介した。力道山夫人の田中敬子さんは産経新聞に「もし今も生きていたら、日本、韓国、北朝鮮で愛されたヒーローとして、関係悪化の前に手を尽くし、今の国際状況は全然違っていたはず」と話した。16日には後楽園ホールで追悼式が開かれる。また、力道山の孫である百田力さんはこの日にプロレスデビュー戦を行う。



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