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金正恩、「白頭の血統」も崩すか…北の権力構図「運命の17日」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

北朝鮮ロイヤルファミリーの現在

まず張成沢の夫人であり金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の叔母にあたる金敬姫(キムギョンヒ、67)労働党秘書の活動再開の有無が焦眉の関心事だ。金敬姫は政治局委員だが、張成沢の粛清決定と現場逮捕が行われた8日の政治局拡大会議には参加しなかった。公式席上から姿を見せなくなってから長く、張成沢と共に退陣した可能性も提起されている。


金敬姫は1972年、金日成(キム・イルソン)主席の反対を押し切り、金日成総合大学政治経済学科に通っていた同期で平民出身の張成沢と結婚した。だが張成沢の秘密パーティーや分派行動などにより精神的な苦労が多かった。金正日(キム・ジョンイル)の死後は、幼かった甥の金正恩の後見人の役割をしてきた。しかし健康異常説が出回り、数カ月前からは公式席上から姿を消した状態だ。今回の張成沢の粛清で権力から外されたという観測もあるが、血統を重視する北朝鮮の特性上、金正恩が実の叔母の金敬姫をはじき出す可能性は高くないという分析だ。専門家たちの間では「むしろ金敬姫に頼って張成沢がいない空席を埋める可能性がある」という分析も出てくる。




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